堺市職労(堺市職員労働組合)ブログ

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これで良いのか?大阪都構想~南区でフォーラム開催

市民アピールを広げよう!

(7月27日付)

 7月22日(日)、「大阪都構想」から堺市を守る自由と自治・堺(南区)の会の主催で『これで良いのか?「大阪都構想」と堺市・南区―暮らしとわがまちの未来のために―』が開催されました。

 現在、堺の分割が構想されている「大阪都構想」から堺を守る1万人アピールが取り組まれていますが、今回の催しは、各区ごとに地元のみなさんを中心に企画が進められている区別フォーラムの第一弾として開催され、99名が参加しました。

 フォーラムでは、中区と南区の合併が予想される中、区役所などの公共施設のあり方や、ニュータウン再生施策などが今後どうなるのか等の問題がわかりやすい映像で紹介されました。

 続いて、大阪市役所労働組合の中山直和氏が、暴走する「橋下改革」の実態について報告し、「職員の政治活動規制条例」や399億円の住民関連施策を切りすてる「市政改革プラン」など7月議会に提案されている市民生活と民主主義を否定する動きに対して、「足の引っ張り合い」ではなく、本質を見抜いて運動することの大切さを訴えました。

 参加者からは「子どもが障害を持っている。やっと上神谷支援学校ができたのに、大阪都になって福祉の財源が削られ、学校がなくなるようなことにならないか心配、周囲の人にどのように知らせていけばいいのか」「今まで意識が薄かったが、今回の問題をきっかけに堺市民としてまちづくりを考えていきたい。泉北高速や、府営住宅問題、NT再生指針など、堺市がなくなると、推進主体があいまいになるのではないか」「橋下市長は大阪都特別区で住民参加を進めるといっているが、大阪市で行われているのは、社会福祉協議会自治会、区民センターなどこれまで地域コミュニティに大きな役割を果たしていた組織や施設の切り捨て。言ってることと、やってることが矛盾している、堺でも同じことがおこるのではないか」など、活発な意見交換がおこなわれました。