大飯原発の再稼働は許さない！(5月1日付け)
野田政権が強引にすすめる関西電力大飯原発（福井県おおい町）の再稼働を許さない緊急集会が４月22日（日）、大飯原発の建屋が対岸に見える小浜市泊で行われ、大阪労連から宮武事務局長、出向井副議長、嘉満幹事、パート非常勤部会のみなさんら29名が参加しました。
突風と雨交じりの中集会会場には全国から80団体、４００人を超える人々が集まり大飯原発の再稼働を許すなとの声を上げました。集会であいさつにたった原発問題住民運動福井県連絡会の奥出代表委員は、「福島原発事故の原因は究明されていない。防潮堤も数年後につくる計画だ。原発事故がおきたときに避難の手がまったくうてない現状で再稼働などありえない」と訴えました。小浜市で40年以上反原発運動を続けている中嶌哲演住職が情勢報告をし、「原子力村の人たちは、福井県とおおい町だけが地元というが、小浜市や巨大なリスクがおよぶ関西も地元だ」と訴え、福井県も関西地域も連帯共同して再稼働を許さない行動を強めようと強調しました。
また、５月11日（金）午後１時30分からは同じ会場で全労連近畿ブロックが主催する「関電本社包囲行動」が開催されます。
