堺市職労(堺市職員労働組合)ブログ

堺市職労(堺市職員労働組合)ブログです。

拡大中央委員会で方針・要求書案可決

秋季闘争勝利へのたたかいをすすめよう

要求アンケートの結果も報告

 2日、第2回拡大中央委員会を開催し、秋季闘争方針(案)、府知事選挙闘争方針(案)等が可決されました。要求書は4日、提出しました。

 本中央委員会の前に、城塚健之弁護士を招き、「大阪府職員基本条例」についての学習会を開催(詳細は後日報道)。

 執行委員長は、大阪府知事大阪市長のW選挙について各新聞社の世論調査や現在の状況に触れました。「世論調査に開きはあるが、かつて80%を超えていた橋下前知事の支持率は大きく低下し、確実に風は吹いている。これまでの運動に確信をもって今回の闘争に勝利していきましょう。」とあいさつしました。

【交渉日程を再提案】

 その後、書記長から前回の拡大中央会で提案した秋季闘争方針について、9日(水)を皮切りに11日(金)、15日(火)、そして17日(木)をヤマ場とする計4回の交渉日程が再提案されました。

【回収率向上にご協力を】

次に、調査部長から秋季闘争要求アンケートの結果報告がありました。

 全体の回収率は52・5%でここ数年では低調です。水道が93・4%と他支部に比べて高く、下水道が7割を、病院・現業・事業団も6割を超えていますが、半分に満たない支部も少なくない状況です。「組合員の要求を聞く」ということは組合運動において最も重要なことのひとつです。今後も皆さんのご協力をお願いします。

【9割が条例以上を要求】

 一時金の要求額は平均で2.774ヶ月+40951円で昨年を下回り、ここ数年で最低となりました。

 多かった回答から①3・0ヶ月=17・6%、②3ヶ月+5万円=17・0%、③2・5ヶ月=10・4%、④2・5ヶ月+5万円=9・3%の順となっています。

 月数で条例通りの2・05ヶ月はわずか3・3%。それの超過が89・2%と圧倒的で、それの未満が7・5%となっています。しかし未満は一律額を加えた場合、現在より多くなる状況も考えられるため、9割以上の方が条例通りでは少ないと考えています。

 なお、アンケート結果については今後も本紙面で順次報告していきます。

 以上のほか、短期臨時職員の組合費の徴収に関して、組織化・納入に係る利便性を考慮し、これまで「毎月徴収」としていたものに「前納により納付することを妨げない」を追加する規則改正案が提案されました。

 案件は前回提案された秋季年末・一時金等要求書(案)、大阪府知事選挙闘争方針(案)も含め、全て圧倒的多数の賛成で可決されました。

 現在、連名要請書に取り組み、要請行動なども提起していきます。職場全体で運動を広げ、生活・労働条件改善に向けたたたかいをすすめていきましょう。