堺市職労(堺市職員労働組合)ブログ

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係長級昇任試験について

係長級昇任試験について通知強行を取り消し、当局は協議に応じよ

現在、緊急で係長級昇任試験について意見やひと言を募っています。 

 組合員・職員のみなさんの率直なご意見をお寄せください。

【協議を中断したまま通知を強行】

 試験制度の大幅な見直しを当局から提示してきたことについて、執行部は事務折衝や協議の場において、問題点を指摘してきました。 しかし、中断していた協議の再開に応じず、書面を差し置いただけで、当局は対象者に対して一方的に通知を行いました(7月16日付け)。

【緊急アンケートに取り組んでいます】

 この間、多くの方からご意見が寄せられています。

 そのほとんどが、今回の大幅な見直しに対する問題点や矛盾点を指摘するものです。

 「合格率が年々下がっている中、試験対象者だけが広がっても到底合格するとは思えない」「『3回振出しルール』が導入された場合、もし振出しになればもはや受験する気になれない」「38歳以上の対象者はたとえ一次に受かっていても『すべてリセット』されて一次から受け直さなければならない」「新たな対象者となる38歳~44歳の職員が『当局に見捨てられた』と嘆いていた」「これまで部下に対し、早く一次試験を受かれと励ましてきたが、『3回振出し』ではちょっとつらい」「なぜ3回振出しになるのか」「周知期間が短すぎて不公平すぎる」など、痛切な声が寄せられています。

【職場からの指摘に、当局は説明を!】

 こうした声を無視したまま、係長級昇任試験を行うことは、第一線で職務にあたっている職員の士気を下げ、職場に混乱を持ち込むことにほかなりません。

 組合としては、一方的な当局の姿勢に強く抗議し、協議の再開を求めています。

 また、こうした当局の姿勢が職員の不信を高め、係長級昇任試験に対する職員の意欲を低下させており、当局としての説明責任を果たすよう、直ちに説明会を開催するよう求めています。

 当局に組合員・職員の思いを届け、必要な対応を迫りましょう。引き続き、みなさんの率直なご意見をお寄せください。

(この間の経過)

6月3日 当局から係長級への昇任制度の大幅な見直し案が提示される。

6月8日、21日、22日、28日、29日 事務折衝で変更に関する資料提示を受ける。

7月6日 依然として問題点が存在しているため、協議を開催することとする。

7月8日 三局長出席のもと、協議。その際、局長の公務を理由に協議を中断。

7月12日 当局、事務折衝で、協議での質問の一部に対する書面を差し置き。

7月13日 中断している協議の再開に応じないまま、当局が通知を強行。

7月14日 組合から「係長級昇任試験の変更にかかわる説明会の開催を求める申し入れ書」を提出。