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本日「原発ゼロをめざす7・2緊急行動」を東京・明治公園にて開催

 「原発ゼロをめざす7・2緊急行動」(主催:原発ゼロをめざす7・2緊急行動実行委員会)が、本日7月2日(土)に東京・明治公園で開催されます。堺市職労からも池尾書記次長が代表参加します。

 緊急行動は、放射線防護学の専門家・安斎育郎さん、俳優の市原悦子さん、音楽評論家の湯川れい子さんら著名10氏の呼びかけで企画されたものです。国内すべての原子力発電を計画的に廃止し、原発依存のエネルギー政策を転換するよう求めます。

 午後1時から開かれるメイン集会では、伊東達也さん(原発問題住民運動全国センター筆頭代表委員)、菊池紘さん(自由法曹団団長)の2人が呼びかけ人を代表してあいさつをし、原発を抱える福島県静岡県の代表らが訴えます。

 7・2緊急行動に参加を決めた郡山市の32歳男性は「若い人が、ずっとこのままここに住み続けられるのか不安になっています。実際に、ほかの土地に避難して、もう戻ってこないかもしれない人もいます。7・2緊急行動に参加して、最も被害を受けた福島県民の声を届けなければいけないと思います」と意気込みを語ります。

全労連・大黒作治議長 緊急行動成功への訴え

 

 「原発は危険」という意識が広がるもとで、全労連は、原発ゼロにむけて、期限を区切った段階的な廃止を求める政策提言案を発表しました。原発から撤退するには、国民的な合意が必要です。「原発ゼロをめざす7・2緊急行動」は、この合意をすすめる運動の出発点です。

 原発ゼロは、日本社会のあり方を根本から問い直すものです。原発の安全性はもちろん、「大量生産、大量消費」、「24時間型社会」、アメリカに依存した原発政策も問い直す必要があります。

 原発から脱却するためには、太陽や風力、水力など自然エネルギーへと転換することが求められます。また、震災、原発事故を受けた、新しい社会の雇用・労働のあり方として、ディーセントワーク(働きがいのある人間らしい仕事)の実現が、重要な課題になっていると考えています。

 いま各地の労働組合は、原発の停止や廃炉を求めて各電力会社に申し入れるなどの行動をしています。静岡では、原発即時停止を求める世論と運動の広がりで、浜岡原発を停止させました。

 原発ゼロの世論と運動をさらに広げ、確かなものにしていくために、「7・2緊急行動」を大きく成功させていこうではありませんか。