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衛都連第87回定期大会(大阪自治労連衛都連第34回定期総会)を開催

住民と自分のために魅力ある職場を、仲間の力で

10月9日付

衛都連は第87回定期大会(大阪自治労連衛都連第34回定期総会)を9月29日にシティプラザ大阪で開催。「住民と自分のために魅力ある職場を、仲間の力で」をスローガンに、分散会討論で代議員全員が思いを語り、2025年度の運動方針を決定して新役員を選出しました。

衛都連らしい、統一した賃金闘争、職場活動を進めるために討論を
 冒頭、丹野副委員長は「今年の大会は、『住民と自分のために魅力ある職場を、仲間の力で』をスローガンのもと、衛都連らしい統一した賃金闘争と職場活動をどうすすめるかという課題を中心に、取り組みを通じて、どのように仲間と担い手を増やし、団結を強めていくのかについて、ぜひ意見交換をしたい。来るべき総選挙では、政治を変えて要求を実現する立場で、ともにがんばろう」と挨拶しました。 
当事者が声をあげて行動し、統一闘争の力で要求実現へ大きな到達点を築いた
  久保書記長から「この一年間、賃金闘争では物価高騰を上回る賃上げを要求してたたかい、会計年度任用職員では賃上げの4月遡及実施を府内の大勢とするなど全国的にも先進的な到達を築いた。当事者が自ら声をあげて行動することと、衛都連の統一闘争をすすめてきたことが要求を実現させる力になった」
と総括がありました。
 そして、今後の運動方針として、「大阪自治労連が大会で決定した運動方針を実践するとともに、秋季年末闘争では、①生計費原則に基づき「誰もが希望と意欲の持てる」賃金を実現させる、②非正規公務員・公共労働者の身分保障格差是正をめざす、③健康で働き続けられる職場づくりへ、人員増、長時間労働規制やメンタルヘルス対策、ハラスメント対策の取り組みをすすめる」「要求実現をめざす取り組みを通じて、労働組合活動の担い手を増やし、組織の強化・拡大をめざす」と提起されました。
 討論では「府内の各市の賃金の到達状況を一覧にして示すなど情報を提供してほしい」「非正規雇用を固定化させるのでなく、常勤職員を基本とするために正規職員化の要求もかかげていくことが必要ではないか」「人員増とともに、仕事の質を確保する要求もかかげていくべき」「カスハラやメンタルヘルスの問題解決が求められている」などの意見が出されました。
単組間の交流がたたかいのエネルギーに「衛都連らしさ」は、運動で発展していくもの
 採択では、運動方針案が圧倒的多数の賛成で可決され、執行委員も全員が圧倒的多数の信任で選出されました。
 閉会あいさつで寺内副委員長は「『衛都連らしさとは、何か』について、参加者からいろんな思いが語られた。『衛都連らしさ』は、これからの運動や取り組みの中で発展していくもの。団結を固め、大会で採択された運動方針を実践して、衛都連の運動を前進させよう」とよびかけ、団結がんばろうで大会を締めくくりました。