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輝け!憲法 平和といのちと人権を おおさか総がかり集会に5000人

5月15日付

5月3日、大阪市北区扇町公園で「輝け!憲法 平和といのちと人権を」おおさか総がかり集会が開催され、全体で5000人が参加しました。

 

軍事力では何も解決しない
 汗ばむ陽気の中で開かれた集会では、 核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)の川崎哲国際運営委員が特別スピーチを行い、ウクライナやガザの戦争にふれ「今までベトナム戦争アフガニスタン紛争など幾多の戦争があったが、軍事力では何も解決しなかった」と強調。「日本が一刻も早く核兵器禁止条約に加わるよう働きかけ、平和や憲法の大切さをひろげよう」と訴えました。
 立憲民主党日本共産党社民党・れいわ新選組の代表から「この間の3つの衆議院議員補欠選挙では、いまや自民党は国民の信託に応えられないことが明らかになった。このことを示すために野党共闘が効果的であった」「裏金を作っているその政党が改憲を打ち出している。これを許してはならない」「今までより改憲が現実味を持ってきている。憲法をめぐる対決は正念場を迎えている。大阪から市民と野党の共闘で新しい政治を切りひらこう」などと挨拶がありました。


市民団体からも訴え
 また、市民団体からは、万博について「危険な会場に子どもを動員することに大きな懸念がある。会場への道が2本しかない。子どもだけでなくみんなが危険」「問題の本質はカジノにある。万博はカジノづくりの露払いに過ぎない」との訴えがありました。
 パレスチナ問題についても「ガザは遠い所なので実感が湧きにくいが現状を知るとほってはおけない。みんなで何か行動を」との訴えがありました。
 集会の最後に参加者が「とめよう大軍拡」「いかそう憲法」を掲げアピールしました。
  その後、2コースに別れパレードを行い市民にアピールしました。


全国各地で開催
 同じく東京では「武力で平和はつくれない」と3・2万人が参加、「武力で平和は守れない。憲法9条を貫き、ASEANと協力して途切れなく対話を続けることこそ戦争の心配のない地域にできる」と声をあげました。
 また沖縄では「新たな戦前にさせない」をスローガンに集会が行われるなど、憲法を守り発展させるための集会が全国各地で開催されました。