堺市職労(堺市職員労働組合)ブログ

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働く者の団結で生活と権利を守り 平和と民主主義、中立の日本をめざそう

5月6日付

5月1日(日)、大仙公園で第93回堺メーデーが感染対策を徹底して開催され、官公労組、民間労組、市民団体から約500人(市職労約70人)が参加。「コロナ禍から日常を取り戻そう」「働くルールの確立」「ロシアは戦争をやめよ」の世論を拡げていくことを確認しました。

 

メーデー実行委員会からの主催者あいさつで、山道堺労連議長(堺市職労副委員長)は、「コロナが完全に収まったとは言えない状況だが、考えうる感染対策を行ったうえでの3年ぶりの屋外開催となった。改めてコロナ禍で労働者が置かれている状況は、非正規労働者が雇止めやシフトの短縮など雇用の調整弁とされるなど深刻な状況。働くものの権利が守られる社会に変えていくために労働組合が力を発揮することが求められている」と呼びかけました。
 来賓として、産業振興局長があいさつ。
 職場・地域の運動から、堺空襲の慰霊祭に毎年地道に取り組む堺市民懇の田中事務局長が発言。「ロシアの侵略行為が残虐さを増しているなかで、日本国憲法の平和条項が『攻撃』されているが、9条の精神に立った外交での平和的な解決こそ必要。武力を強めるとか米軍と核兵器を共有するなど、緊張や対立を煽るだけであることを明らかにし、歴史の逆流を許さない声を強めよう」と訴えました。
 集会宣言の採択後、吉田堺労連副議長のあいさつと「団結ガンバロウ」で、集会を締めくくりました。
 堺市役所まで「憲法いかし守ろう平和」「カジノよりいのち」の文字をウクライナカラーの青と黄でプリントしたうちわプラカードを手にデモ行進を行いました。沿道からは「頑張って」の声や手を振ってのエールがありました。