3月11日付
3月3日、明るい民主大阪府政をつくる会と大阪市をよくする会は、共催で「万博ストップ!府民大集合」をエル・おおさか『エルシアター』で開催し、会場いっぱいの約800人が参加しました。
明るい会の有田洋明事務局長が主催者あいさつを行い、能登被災地から石川農民連の宮岸美則さんより「厳しい状況から万博やめて被災地に支援を」とビデオメッセージがありました。
同志社大学名誉教授の浜矩子さん、大阪府保険医協会理事長の宇都宮健弘さん、落語家の桂文福さんなど各界からの賛同メッセージを紹介。おおさか市民ネットワーク代表の藤永延代さんは「万博は何としてもやめさせよう」と訴えました。
また、社会民主党大阪府連合の長崎由美子代表、新社会党大阪府本部の山下慶喜委員長、立憲民主党の森山浩行衆院議員(メッセージ)より連帯あいさつを受け、大阪革新懇代表世話人の村上史好元衆院議員を紹介しました。
日本共産党元参議院議員のたつみコータローさんは、トークライブで、万博問題の核心をわかりやすく報告されました。莫大な建設費の上振れ、被災地復旧の妨げ、災害時の危険性、経済波及効果の有無、土壌汚染問題など、いずれの問題からも中止以外にないこと。圧倒的多数の反対世論が高まっており、強行する背景に万博がカジノの隠れ蓑になり、利権疑惑が背景にあることにもふれ、「さらに幅広い共同をつくり、中止を求める署名を広げてストップさせよう」と呼びかけました。
リレートークで会場が一体に!
集会では、各分野から10人がリレートークでつなぎ、「万博より安定したくらし応援を」「税金は子どもたちのために使ってほしい」「万博より能登地方の復興に全力を」「万博より医療を充実すべき」「港をバクチ場にするな」「防災や維持管理などいのちと住民を守るために人も予算をつけてほしい」と切実な思いを訴えました。
最後に、大阪市をよくする会の福井朗事務局長がアピール文を読み上げ確認されました。
3月15日までに署名を集め切ろう
いま取り組んでいる「大阪・関西万博の中止を求める署名」の目標は40万筆です。当面15日までに「20万筆以上」を集約し、3月19日の国会行動で第1次分として署名を提出します。
「目標2万に対して1万筆を超え頑張る」(新婦人)「連日キャラバンカー宣伝や賛同カンパを広げる」(母親連絡会)など取組みがすすんでいます。週末3日間集中宣伝や、各地域パレードなどの宣伝行動が提起されました。