堺市職労(堺市職員労働組合)ブログ

堺市職労(堺市職員労働組合)ブログです。

多様な住民のニーズに応えられる体制を 次年度の採用など交渉

7月28日付

 6月23日、次年度の採用や体制問題を主題に当局と交渉を行いました。

 

組合 9月採用試験で予定している職種と募集人員を示されたい。


当局 令和6年4月1日採用予定の募集は、新卒または資格免許職では、
・事務(高校卒程度)9名程度
・土木(高校卒程度)若干名
・機械(高校卒程度)若干名
・電気(高校卒程度)若干名
・司書3名程度
学芸員(考古学)若干名
・歯科衛生士若干名
・管理栄養士6名程度
精神保健福祉士若干名
・障害者を対象とした事務4名程度


社会人採用では、
・事務35名程度
・土木7名程度
・建築3名程度
・設備3名程度


社会人の就職氷河期世代を対象としたものは、
・事務7名程度
・土木3名程度
・建築若干名
・設備若干名
社会福祉4名程度
・心理若干名
を予定している。

 1次試験は9月24日(日)を予定しており、社会人採用の土木、建築、設備は9月9日(土)から9月24日(日)を予定している。

 

組合 採用予定者数を決定するにあたっての基本的な考え方は。


当局 令和5年度末60歳到達職員数(134名)や普通退職者数及び辞退の見込み数、欠員や各部局における業務計画等を踏まえながら決定している。


組合 司書は4人退職予定のところ、3人の採用としている理由は。


当局 毎年度採用を継続していくため、従前から、定年退職者の人数に関わらず採用数の平準化を行っており、その数に普通退職見込みを加えて、3名程度の採用予定としている。


組合 5月試験での採用見込みと、募集で割り込んでいる職種についてどんな状況か。

 

当局 5月試験は、大卒(建築)では採用予定5名程度で一次合格が12名、大卒(機械)では採用予定若干名で一次合格が3名、大卒(電気)では採用予定5名程度で一次合格が11名となっており、現時点では採用予定を下回ってはいない。
 仮に最終合格者が採用予定数を下回ることがあれば、9月試験での最終合格者数を増やすことも検討したい。


組合 育休代替正規職員の人数及び職種の拡充はどう考えているか。


当局 令和5年6月27日時点の産前産後休暇又は育児休業者数は46名で、内訳は保健師助産師8名、保育教諭22名、社会福祉14名、精神保健福祉士2名。
 任期付職員の任用数は19名で、内訳は保健師助産師4名、保育教諭7名、社会福祉7名、精神保健福祉士1名。


組合 定年引上げについて部局に説明した内容は。

 

当局 6月8日に各局総務担当課向けに実施し、パンフレットや職の整理に関する資料に沿って説明を行った。
 また、当日の説明内容やご質問への回答等については人事課庁内ホームページにアップしている。


組合 会計年度任用職員の欠員状況は。


当局 7月1日時点の見込状況は、朝夕の保育教諭で33名、こども園勤務の調理員で3名、看護師で5名の欠員、障害支援区分等認定調査員で1名の欠員となっている。なお調理員は1名を8月1日付、もう1名を8月17日付で採用予定である。


組合 感染症対策課の兼務体制について、4月1日と現時点の状況は。


当局 令和5年4月時点では健康福祉局外からの兼務は3名であり、6月28日時点では2名。


組合 今後の見込みは。


当局 令和5年5月8日に5類に移行してから約2か月弱が経過しており、この間の状況や今後の業務の見通しなどを踏まえながら、体制について健康福祉局と協議していきたい。