堺市職労(堺市職員労働組合)ブログ

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投開票事務従事にさまざまな声

7月20日付 実態踏まえ見直すべきものは見直しを

 7月10日実施の参議院選挙に従事された、選挙管理委員会事務局、各区選挙管理委員会、従事者のみなさんお疲れ様でした。
 今回の参議院選挙は、梅雨明けが非常に早く、猛暑が予想されるなかの事務従事であり、暑さ対策が懸案事項となりました。
投票事務では
 投票事務では、従事場所の多くが小学校体育館となっているため、クーラーが設置されていません。各投票所では、「投票管理者がクーラーボックスを用意し、そこで飲料を冷やした」「学校や地元自治会のご協力を得てスポットクーラーや扇風機をお借りした」などの工夫がされました。
 一方で、「スポットクーラーと大型扇風機の使用で体育館のブレーカーが落ちてしまい、肝を冷やした」「電気容量が心配で、スポットクーラーはあったが使用できなかった」などの実態もありました。
 「立会人さんや従事者も大変だったが、こんな暑い環境で、子どもたちが体育や行事を行っていることも心配だ」「特別教室を使用するなどクーラーが使える環境で投票できるよう、施設管理者と調整する時期にきているのでは」との声もありました。
 開票事務では、「開票所は票が飛ばないよう扇風機が一切なく、また扉も閉め切って作業する。熱がこもり、立っているだけで汗が噴き出た」「暑かった。汗だくになり、票が汗でネバネバだった」といった声が上がりました。
 また、遠方から投票事務に従事した方からは「選挙は大切な事務だと思い従事しています。しかし始発に間に合わないため自家用車を利用しましたが、旅費は職場から投票所まで。2日分高速代持ち出しました。事故時の費用負担や通勤災害の適用もあるのか不安です」との声も寄せられました。
 執行部は、猛暑の中の事務従事について安全衛生上の課題について、通勤費や旅費の考え方について、実態を踏まえ見直すべきは見直しをと、人事当局とやり取りする予定です。