いま声を上げる時 働くものの団結で生活と権利を守り、平和と民主主義、中立の日本をめざそう
4月13日付
メーデーの歴史
メーデーは1886年、米シカゴで労働者が8時間労働制を求めて行ったゼネストが起源です。
労働組合への弾圧が厳しかった日本では、1920年に第1回メー
デーが東京・上野公園で開かれました。
中国への侵略戦争が泥沼化し、「戦争反対」の声を押しつぶすファシズムが強まる中、1935年を最後に敗戦までメーデーは禁止されました。
敗戦翌年の1946年に復活し、以来毎年行われ、今年は93回目の開催となります。
ロシアは戦争をやめろ 今求められる積極的平和主義
連日、プーチン大統領の命令によるウクライナへの無法な軍事行動、民間人の殺戮行為が報じられています。
戦争の影響で、流通が滞り、物価が急激に上昇して世情が不安定になっている国も現れています。
いま、私たちがやるべきことは、憲法9条の精神に基づき、「対話と外交で解決をはかれ」の世論と運動でロシア政府を包囲し、戦争推進勢力を孤立させることです。
この機に乗じて、日本も武力を持つべき、アメリカと核兵器を共有すべきなどの主張も表面化しています。しかし、「力の論理」「抑止力の論理」では、対立を強めるだけで、事態の解決を図ることはできません。
非正規の賃金の底上げ・すべての労働者の真の働き方改革を
コロナ禍のもと、雇止めや、出勤日数を減らされたりして、非正規労働者が生活苦の直撃を受けています。
一方で大企業は、日銀の金融緩和政策を背景に利益を238兆円から241兆円へ3兆円も増やしており、内部留保は2020年度末で466兆円にも膨れ上がっています。
このような情勢の中、くらしと平和を守るためにみんなで行動することが重要です。
当日は午前10時開場、10時30分開会。市職労として会場内で受付を行います。集会後は、堺市役所までサイレントデモを行います。
参加される方は職場ごとに参加確認票を記入し、4月25日(月)までに組合事務所に提出してください。
なお、万全の感染症対策を行いますが、感染状況によって、デモや集会そのものの縮小や中止もあり得ることをご理解願います。