堺市職労(堺市職員労働組合)ブログ

堺市職労(堺市職員労働組合)ブログです。

職員支部が要求書を提出 業務の展望を示すことと兼務元職場の体制保障を求める

2月8日付

 職員支部は、職場からの声を受けて1月21日、「『新型コロナウイルスワクチン接種・調整担当』についての要求書」を人事部長に提出しました。
 要求書の提出にあたって、支部執行部から「昨年12月1日の『新型コロナウイルスワクチン接種・調整担当』立ち上げに伴い、当該兼務職員及び兼務元職場より、プロジェクトへの期待と責任、兼務元職場で仕事を中断してきた懸念、双方への心配の声が複数寄せられ」「あらためて広範なヒアリングを進めた」うえでの要求書である旨、伝えました。
 また、要求項目に関して、「1つ目は、ワクチンチームの兼務辞令について新年度以降の見通しを示すこと。2つ目は、兼務元職場の人員体制について。現在、欠員状態のまま業務遂行となっており、適切な体制確保が必要。3つ目は、当該兼務職員の担当業務が収束したあかつきには兼務辞令を解き、元の職場に戻すこと」であると、強調しました。
 要求書を受けて当局は「コロナウイルスの感染拡大が深刻な中、ワクチンへの期待・関心大きい。各所属で奮闘されている職員の皆さんに感謝している。提出された要求書を踏まえ対応を検討したい」とコメントしました。
 最後に、「団体交渉の開催と速やかな回答を求める」ことを要請し、提出行動を括りました。
 支部では、要求書提出後、ニュースを作成・配布して、行動を組合員に見える化。さらに、ワクチン担当関係職場で、「要求を前進させるために組合への加入を」と呼びかけています。
 「こんな状況だから仕方ない」と黙ってしまうと、現状を変えることが出来なくなります。団結して、労働条件を改善していく取り組みが今重要です。