堺市職労(堺市職員労働組合)ブログ

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不要不急のカジノあかん「都構想」今やる時ではない

6月19日付

 

市民宣伝に大きな注目
 6月11日、住みよい堺市つくる会は、堺市内でも「大阪市廃止・カジノよりコロナ対策を」の世論を喚起するために緊急の行動提起を行いました。
 急な提起にもかかわらず、堺東駅前での宣伝行動には各地域連絡会、各団体から20人が参加。雨の中でしたが、通行人の視覚に訴える横断幕やプラスターを掲げて元気に行いました。
 宣伝グッズの効果は大きく、見ながら通行する人も多く、中にはハンドマイクで訴える弁士の前にかぶりつきのおじさんも。

 

IRめぐる状況は激変
 「事業者から少し時間を延ばしてほしいと連絡をもらった」。大阪市松井一郎市長は6月4日、2026年度末までとしていたIRの全面開業が1~2年遅れるとの見通しを示しました。
 もともと25年国際博覧会(大阪・関西万博)の前の開業を予定していましたが、3月に断念。今回はそれに続く延期で、「事業者の経営が厳しい状況を考慮し、開業時期を見定める」といいます。
 不要不急のIRカジノより、市民生活の救済を。医療体制の充実をの声が、より現実的なものになっています。
 大阪市の財政状況の先行きが不透明ななか、都構想の強行は、市民生活と深刻な矛盾を広げることになります。


世論の力で「大阪市廃止」を阻止しよう
 住みよい堺市つくる会は、宣伝と学習を立体的に取り組む予定で、7月18日には「市民学習会」、7月31日には「主要駅宣伝」などを計画、大阪市内の運動と連携した取り組みで、何としても「大阪市廃止」を阻止しよう、と行動への参加を呼び掛けています。