堺市職労(堺市職員労働組合)ブログ

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自治労連近畿ブロック(3月29日~31日) 岩手の地へ先遣隊が支援物資搬送と激励訪問

盛岡から釜石市大槌町、山田町へ(総走行距離2300km)

 自治労連近畿ブロックの先遣隊が、3月29日に滋賀県庁を京都1名、滋賀2名で出発、30日に自治労連本部で京都1名と合流し、本部の物資支援トラックと共に岩手県へ向かいました。

 近畿ブロックから派遣されたのは、京都自治労連の岡部作男(執行委員)さん、大西智也(書記)さん、滋賀自治労連の並河尚志(執行委員)さん、谷内質康(県職監査委員)さんの4名です。

【30日タ刻盛岡(岩手自治労連本部)入り】

 到着後さっそく打合せを行いました。岩手自治労連自治労連本部の現地対策本部メンバー、近畿ブロック、千葉県本部からの支援部隊と現地の状況や、明日の活動などの打合せ、意思統一しました。

 役場が流された、目の前で仲間の職員が流された、家族が今も行方不明。そんななかでも奮闘する岩手自治労連と地元の自治体労働者。「自治体労働者は24時間自治体労働者なんです」と語られた岩手自治労連佐藤委員長。自治労連の仲間として連帯をいっそう強めたいと感じました。

 その後盛岡の町に出ましたが、コンビニにはほとんど商品がありませんでした。入荷待ちという店の人の話でした。

 近畿ブロックから持ってきたガソリン(滋賀10L、京都60L)について、京都の分は大槌町職の書記さんの車へ給油。組合活動も可能になるため助かるとの事でした。滋賀自治労連のガソリンは、岩手自治労連本部に寄贈しました。

【現地の状況は】

 山田町では、退職者に3ヵ月の退職延長を求め、復興主幹という位置づけで業務に当たってもらっているということです。水道・電気がようやく通り始めています。大槌町は役所が流れ、(役所の建物の向きが変わっているそうです)中央公民館を仮の役所として業務を行っています。

 5月になれば学生のボランティアが帰っていくので、連休明けからは人手不足になっていくかも知れません。

 大阪自治労連は今後、近畿ブロックとしての支援行動に参加する予定ですが、先遣隊の感想や意見を参考に提起される支援行動に積極的に取り組みます。