堺市職労(堺市職員労働組合)ブログ

堺市職労(堺市職員労働組合)ブログです。

第2回 任期付職員しゃべり場開催

3月3日ニュース記事より転載します。

第2回 任期付職員しゃべり場開催 業務に見合う雇用を!

2月26日(土)、堺市職労は、堺市で働く任期付(短時間勤務)職員の第2回懇談会(しゃべり場)を16名の参加のもと開催しました。今回の懇談会には初参加の方も多く、それぞれの職場の実態を交流しました。

(それぞれの職場から交流)

しゃべり場は1月21日の第1回に続き開催したものです。

 参加いただいた校務支援員の方からは、任期となっている平成23年度末までどころか、1年更新であるため来年度の雇用すら不安に感じていること、週31時間の勤務時間で求められる業務をこなさなければならない苦労や被服の貸与、業務の明確化、情報交換の必要性など様々な意見、職場実態が紹介されました。保育所職場からは、仕事にやりがいや楽しさは感じているものの、同じ業務に従事を続けても待遇の改善がない厳しさなどが語られ、「どんどんと人が変わってしまう雇用の仕方で堺市にメリットはないのでは」と意見がありました。それ以外の職場の方からも意見をいただいています。

(仕事は続くのに・・)

 前回のしゃべり場に続き、当事者の方々の意見交流では、「仕事は続くのに雇用は有期」「正規と同様の仕事で低賃金」の矛盾が浮き彫りになりました。働く中でその職に対する働きがいや愛着も感じ、経験を積むことで仕事も習熟していくのに、雇用に不安を抱えた有期雇用は、働く者を傷つけています。

 今回のしゃべり場では、第1回目で出された質問にも答え、今取り組んでいる時間外勤務実態アンケートの中

間集約も発表しました。

これからの任期付制度の取り組みについても意見交換しています。

 堺市職労は、この取り組みを引き続き広げていくことを検討しています。今後のしゃべり場に、さらに多くの方々にご参加いただくことを呼びかけます。