堺市職労(堺市職員労働組合)ブログ

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「大阪都構想」で街頭宣伝

 「権限・財源配分の説明不充分」95%

3月5日堺東駅頭、6日は泉ヶ丘駅周辺で、「大阪都構想」にかかわって街頭宣伝を行い、延べ61名が参加。約300名の方がシールアンケートに回答されました。

当日は、昨年6月に実施した府民アンケートの結果と「大阪都構想」についての堺市職労の基本的な考え方を訴えながら、そのことをまとめたビラを配布し、「大阪都構想」についての意見を聞き取るシールアンケートに取り組みました。

 両日とも、13時から15時までの約2時間にわたって宣伝し、2日間で約2100枚のビラを配布。シールアンケートには約300名が回答されました。

 シールアンケートに取り組む中で、「知らせてくれてありがたい」「がんばってほしい」という励ましと同時に、「この堺東の周辺が田んぼだった頃から知っていて、60年間住み続けている。財源配分とか権限とか理屈ぬきにしても、歴史ある堺市がなくなることが残念」、「歴史ある堺市をなくしてしまうのはとんでもない」、「堺市が無くなるのを知らなかった」、「せっかく政令市になったのに、なぜ大阪府に振り回されないといけないのか」、「大々的にぶちあげられているが(権限や財源は)全然説明されていない」、「テレビを見たり色々読んだりしているけれども中身が今一つわからない」、「大阪府であっても、堺市であっても中身が問題」など、様々な意見が寄せられました。

 シールアンケートでは4つの質問を設け、聞き取りしました。それぞれに対する結果については、後日報告させてもらいます。

アンケート.JPG

 特徴的だったのは、「特別区への権限や財源配分について、充分説明されていると思いますか?」という4番目の設問に、「どちらかと言えば説明されていない」を合わせて、95・7%の方が「説明が不充分である」と回答されたことです。

 今回の結果を知らせ、引き続き、自治体のあり方を一緒に考える取り組みをすすめます。