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4月以降の勤続意向確認 人事当局に確認中

職場組合員から質問が相次ぐ(2月12日付)

 

 

 「今年度で再任用が終わるのだが、来年度からも引き続き働く意向があるかどうか、課長から確認されました」「再任用が終了したが、現在は短期臨時職員として働いている。ポストがあるかどうかはわからないがこの4月からも働けるか意向を教えてほしいと聞かれた」・・

 先週末、こうした声が、今年度で再任用職員が満了する組合員の方や65歳以上の短期臨時職員の方からも寄せられています。

 執行部では、現在、当局に対し、こうした意向確認の意図について確認しています。

 

再任用の未配置は

    長年の課題

 再任用制度については、定年退職者数の減少により「再任用の未配置」が問題となっています。

 昨年6月25日の人員交渉で当局は、「今年度の未配置は76ポスト(昨年度比6増)。差分について他自治体OBや本市普通退職者の任用などで対応した」と述べていました。

 再任用職員数の来年度の見込みについては、「今年度4月1日現在、再任用職員等数は495人。今年度で任期満了となる職員数は、87人の見込み。今年度末の定年退職者85人がすべて再任用されても、2人減となる」と述べていました。

 こうしたもと、今後の再任用制度について当局は「令和2年度末までは再任用職員数は減少し、以降も横ばい傾向。定年退職者の状況や、任期満了前の退職者の状況はもちろん、今後の国家公務員の定年延長の動向も注視しつつ、引続き体制確保に努めたい」としていました。

 執行部は、今回の動きがこうした課題解決に資するものか、当局に説明を求めます。