8時間働いて普通に暮らせる賃金に 大仙公園催し広場 午前9時半開会
(4月8日付)
4月28日(日)、大仙公園にて第90回堺メーデーが開催されます。今回は5月1日が10連休の中日となることから、4月28日の開催となります。
メーデーの起源
メーデーは1886年、米シカゴで労働者が8時間労働制を求めて行ったゼネストが起源。労働組合への弾圧が厳しかった日本では、1920年に第1回メー
デーが東京・上野公園で開かれました。
中国への侵略戦争が泥沼化し、「戦争反対」の声を押しつぶすファシズムが強まる中、1935年を最後に敗戦までメーデーは禁止されました。
敗戦翌年の1946年に復活し、以来毎年行われています。今年は90回目の開催となります。
真の働き方改革
4月1日、労働基準法が「改正」され、時間外労働の限度時間が1か月45時間、1年360時間と法律で規定されました。しかし、臨時的に必要がある場合等には過労死ラインの時間外・休日労働を認めるなど、決して容認できるものではありません。
賃金の底上げ
賃金の底上げに不可欠な最低賃金もEU諸国は1000円以上、ニューヨーク市は1466円です。日本の最低賃金をいますぐ1000円、早期に1500円とすることが求められています。
消費税増税NO
安倍政権は今年10月から消費税の税率を10%に引上げようとしています。しかし、消費税が10%になれば、消費不況はさらに深刻化します。
このような情勢の中、メーデーの原点にたって、くらしと平和を守るために行動しましょう。
当日は午前9時開場、9時30分開会。集会後、堺市役所までパレードを行います。
参加される方は職場ごとに参加確認票を記入し、4月19日(金)までに組合事務所に提出してください。