堺市職労(堺市職員労働組合)ブログ

堺市職労(堺市職員労働組合)ブログです。

明日の大阪をつくるスタート集会に850人

カジノ・都構想よりいのち、くらし、防災を(10月29日付)

来年のダブル選挙まで1年、明るい会とよくする会が10月18日、「明日の大阪をつくるスタート集会」を中之島公会堂大ホールで開催、850人が参加し、参院選、ダブル選勝利でカジノ・維新政治ストップをめざす元気がでるスタート集会となりました。

 明るい会・荒田功事務局長の開会あいさつのあと、中山徹さん(奈良女子大教授)の基調報告を受けて、パネルディスカッションが行われました。中山徹さんは、「カジノを誘致するための万博」「大阪市の財政を吸い上げる大阪都ストップ!」カジノより教育・福祉など府民のニーズの充足にこそ税金を使うべき「失われた10年を、この1年のたたかいで変えよう」と語りました。

平松邦夫さん(元大阪市長)が、「公共の役割とは何なのか」と切り出し、東日本大震災大阪市が救援活動で果たした役割、誇りを語り、住民の役に立ちたいと思う公務員のやりがいを活かすのがリーダーの役割だと強調しました。

◆大垣さなゑさん(あかんカジノ女性アピール呼びかけ人)が鋭くカジノ誘致のひどさを告発、女性は「カジノはアカン」ではなく「イヤ」というのが率直な声。日常の話題の中でカジノを粘り強く語っていくしかないと語りました。

◆辰巳コータローさん(日本共産党参議院議員)が、「国政からみた維新は安倍政権与党そのもの」と批判「IR推進局は、府立高校にギャンブル依存にならないよう出前授業をする一方で大学生・女性にはIRのすばらしさを教えるというお粗末さ」「台風21号被害をめぐって府内の市町長は異口同音に『大阪府は役に立たない』と批判している」と来年の統一地方選参院選勝利でカジノをストップをと力説しました。

 最後にコーディネーターの中山さんが、「すべての施策がカジノに通じるというひどい状況だが、声が広がれば変えることができる。来年のダブル選挙後に、これからの大阪を変える討論をもう一度ここで行おうと呼びかけました。