堺市職労(堺市職員労働組合)ブログ

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堺市職労第88回定期大会 すべての議案を全会一致で可決

7月27日付

 7月25日、職員会館にて、第88回定期大会を開催しました。提案された運動方針等は全会一致で可決されました。(ご来賓、祝電・メッセージは、後日、大会特集号にて報告します)

 大会は、U代議員とS代議員を議長に選出し、議事が進行されました。

 主催者あいさつで山道委員長は、大阪北部地震西日本豪雨の犠牲となられた方々へ、ご冥福とお見舞いの言葉を述べ、堺市職労として、カンパやボランティアなど、引き続き復興にむけた協力を行うと表明しました。そして、この定期大会が「私たちの勤務労働条件を大きく変えることが近づいているもとで行われている」として、定年延長と会計年度任用職員制度に対する今後の取り組みについて言及。最後に改憲の状況について述べ、「日本が平和憲法を投げ打つようなことがあってはならない」として、改憲反対署名への取り組みの強化を呼びかけました。

 また、来賓として堺市議会の山口典子議長、大阪自治労連の荒田委員長、堺労連の北副議長から挨拶をうけたあと、堺市自治連合協議会の中辻副会長や日本共産党堺市議団の城、乾、森田議員をはじめとする来賓の方々を紹介。その後、竹山市長、大阪市役所労働組合からの祝電・メッセージを紹介させていただきました。

 17年度一般経過報告、決算報告の後、18年度運動方針案、当面の闘争方針案、18年度中央委員および各機関選出執行委員、18年度予算案が提案されました。

当面の闘争方針

1.人事院勧告、人事委員会勧告

▼労働基本権一部制約の代償措置としての機能を果たす勧告内容となるよう、圧倒的な職場世論を示すものとして、8月初旬から末まで、職場連名要請書に取り組みます。

堺市関連労働組合連合会の構成団体として、8月17日に堺市人事委員会と会見します。

2.会計年度任用職員▼当局に十分な協議時間を確保させ、当事者の意見を十分に聞きながら、均等待遇の実現に向け、組織強化と一体で取り組みます。

3.定年延長

▼高齢層職員の賃金について、定年後も含めて、生活できる賃金を求めて取り組みます。

4.人員体制の確保

▼長時間に及ぶ恒常的な時間外勤務の解消とあわせて、業務に見合った人員体制を確保させるため、各支部、職場委員会、分会ごとの協議を徹底するよう取り組みます。

5.時間外職場訪問

▼アンケート配布を通じて、組合員(職員)との対話や時間外勤務の実態把握、労働時間規制の周知、適正な自己申告の呼びかけなどを目的とした時間外職場訪問活動を、当面、本庁舎で継続的に取り組みます。

6.まちづくり視察

▼住民参加のまちづくりや地域経済活性化等の施策の推進、さらに地方自治を守る市民共同などを展望し、各地の優れた実践例を現地で学び、その知識と経験を堺市に持ち帰ることを目的に、「さかい未来づくりサロン」の「地方自治・まちづくり現地視察」を実施します。

7.組合員基礎講座

▼ものごとの本質や真実をお互いに学び合う取り組みを継続します。

8.組織拡大

▼賃金確定闘争での要求前進と一体に、新規採用者・若年層の組合加入を抜本的に強化します。

 大会では、7名の代議員から発言があり、提案された議案は全会一致で可決されました。(発言については後日、大会特集号にて報告します)