堺市職労(堺市職員労働組合)ブログ

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第93回定期大会開催 「要求し、行動し、変化を作り出そう」労働組合には力がある

8月16日付

 8月9日(水)18時15分から、フェニーチェ堺(小ホール)で、第93回定期大会を開催。各職場から、代議員84名(定数84名)が参加。6名の代議員から発言を受け、提案した運動方針などが、全会一致で承認されました。

 

 議長団として、S代議員(下水道労組)、K代議員(認定調査員職組)を選出し、議事に移りました。

 

 開会にあたり、H委員長は、大会スローガンに込めた想いを紹介。「内部留保を積み増し、物価も高騰しているときに、時給を下げようとした会社に納得がいかないと、一人のパート女性が組合に加入し、全国5千人のパート・アルバイトの6%賃上げを勝ち取った話が報道されている。私たちも、全国のなかまとつながり、たちあがって国を動かしてきた」として、会計年度任用職員の制度改正(「勤勉手当を支給できるようにする法改正」や「賃上げ改定時の4月遡及の通知発出」、「最低賃金割れの募集の是正」など)を報告。
「法改正に至った背景には、当事者のみなさんが積み上げてきた声(2万人を超えるアンケートや署名など)があったからだ。大きな変化をもたらしていることをみんなの確信にしよう」と強調し、積極的な議論への参加を呼びかけました。

 

 来賓として、大阪自治労連のA執行委員長から挨拶をうけた後、永藤英機・堺市長堺市議会・正副議長の祝辞をはじめ、多数の祝電・メッセージを寄せてもらったことが報告されました。

 続いて、Y書記長から、22年度一般経過報告、決算報告。T会計監査委員から会計監査報告の後、23年度運動方針案、予算案、中央委員および各機関選出執行委員を提案しました。

 提案を受け、6名の代議員から発言がありました(答弁とあわせ、詳細は、後日報告)。

 

保育所支部・F代議員】
 子ども園職場の深刻な欠員問題。職員体制の強化、全職員の勤務労働条件の向上を。
【壮年部・S代議員】
 全職員の国を上回る賃上げ。DXは必要だが、市民を遠ざけたり、取り残されることがないように。当局に実効あるハラスメント対策を。
【下水道労組・K代議員】
 産・育休の正規代替職員の配備を、技術職員にも拡大を。
【福祉事務所非常勤職組・F代議員】
 経験豊富な職員の流出を招かない、専門性を考慮し、仕事内容に見合った報酬を。
【事業団労組・S代議員】
 就学前の障害児の療育水準を守る取り組み。
【育友会・O代議員】
 朝夕保育士、看護師、調理員の長期欠員問題。これからも一丸となってたたかいたい。