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子育てなど日記 その9

4月14日付

現在子どもは5歳11か月。父の手帳やカレンダーの誕生日の日に「たんじょうび」と大きく書き込んできます。田舎の祖父にも手紙を書いて、「モコもじオリーナ」をプレゼントしてもらうことになっています。

 さて、この4月から、子どもの通う保育園が「幼保連携型認定こども園」に移行しました。看板も「こども園」となり、何だか新しいことがスタートするのだと親としてもすこしうろたえるのでした。

 このこども園は、15年4月からスタートした子ども子育て新制度で施設型給付に位置づけられるもので、幼稚園と保育園のお互いのよさを足し合わせた施設と説明されています。

 新制度では、親は市町村で、1号認定=教育を受ける3歳以上の子、2号認定=保育が必要な3歳以上の子、3号認定=保育が必要な3歳未満の子、という支給認定を受けますが、幼保連携型認定こども園は、この1~3号認定の子どもが入園できる施設です。

 なお、このうち2・3号認定の子どもは、市町村が利用調整(どこの保育園やこども園に入園するか決定する)するとなっています。

 保育園で勤務するのは保育士ですが、こども園は保育士と幼稚園教諭の両方の免許を持った保育教諭でないといけないということです。

 免許といえば運転免許しか持っていない僕からすると、そんないくつも資格をとらなあかんとは大変なことやとおろおろするばかりです。

 大阪府内の他市では、公立保育所こども園に移行する際、施設の大規模化や統廃合を行う市が相次ぎました。特に阪南市では、公立の4幼稚園と3保育園を集約したこども園ヤマダ電機跡地に開設する計画が大問題に。市長選挙の結果、白紙となりました。

 子どもが通う保育園では、1号認定の子の入園数も限定的で、施設の大規模化などもなく、大きな変更はないように見えます。

 相変わらず楽しそうにこども園に通う子どもをみて、制度の変更があっても、親や子どもが安心できる子育て環境がプレゼントされるようがんばらなあかんなと思うのでした。