手当なし時間外が過半数の職場も(11月11日付)
Qノー残業デーの巡回効果は? 「あまり効果的でない」29・2%、「どちらかと言えば効果的」28・0%、「どちらとも言えない」25・5%と意見が割れました。年代別では若い程「効果的」、高年代程「効果的でない」が高回答でした。
Q巡回効果ありの理由は?
「時間外の縮減」70・9%が最多。「管理職による勤務状況の把握」57・9%と然るべき理由が続きました。
Q巡回効果なしの理由は?
「時間外の増加」54・6%、「手間が増えた」48・0%、「時間外がしづらくなった」45・9%の順でした。一定数が効果があるとする一方で、否定的な意見も多く、「サービス残業につながった」31・5%など、看過できない状況もあるようです。
Q申請なし時間外をしたことは?
「あり」33・7%、「なし」66・3%と約3人に1人が申請なしの経験がありました。支部別では保育所の約8割、下水の約7割、福祉衛生の約6割が「あり」と回答しています。
Q「申請なし」ありの理由は?
「突発的対応」68・1%がダントツ。これは年代・支部問わず横断的にその傾向です。「事前申請の判断がつかなかった」20・3%が続きました。
Q手当なし時間外をしたことは?
「あり」37・9%、「なし」62・1%と約4割が「あり」と回答しました。支部別では保育所の約9割、下水の約8割、福祉衛生の約6割が「あり」と回答し、職場レベルで手当なし時間外(サービス残業)が常態化している状況が疑われます。