堺市職労(堺市職員労働組合)ブログ

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大阪府知事・大阪市長W選挙

みんなでより良い大阪を!

(11月20日付)

 大阪府知事大阪市長W選挙の投開票が22日に行われます。今回のW選挙での最大の争点は「維新政治の継続か、終焉か」。

 橋下徹・現大阪市長が府知事に就任して約8年間、大阪府では維新政治が行われ、その集大成として掲げられた「大阪都構想」は5月に住民投票が行われ、大阪市内では稀に見る高投票率(66・83%)できっぱりと否決されました。直後から橋下氏は「大阪都」を諦めると発言していたものの、わずか数カ月で撤回。自身の後継者を指名、32億円の税金を浪費した都構想への再挑戦を掲げ、それを争点化しています。

 一方で、他政党は「政党の枠を超え、一点で共闘する」と掲げ、各市民団体も立場の違いを超えて、「オール大阪で信頼と協調を築こう」「維新政治を倒し、民主主義をとりもどそう」と広くよびかけています。4年前のW選挙もかなりの注目度でしたが、今回の期日前投票不在者投票堺市内投票者数(15日現在)は約3万3千人と前回同時期の約2万1千人を大きく上回っており、住民の関心が高いことが伺えます。

各新聞社の世論調査(16日)では府知事・市長とも僅差で「維新優勢」が報道されていますが、投票行動を決めていない有権者が2~4割と、大きく情勢が動く可能性もあります。

 堺では2年前の市長選挙で「都構想の賛否」「堺の廃止解体」が大きな争点となりましたが、今度は府内全域でそれが問われます。

 みんなで考え、みんなで話し合い、みんなが投票することでより良い、まともな大阪を築いていきましょう。