堺市職労(堺市職員労働組合)ブログ

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5月1日は堺メーデーin大仙公園

働く者の要求を持ち寄り

労働者の祭典に参加しよう

(4月22日付)

 5月1日、第84回堺メーデーが今年も大仙公園で開催されます。職場で調整のうえ、多くのみなさんの参加を呼び掛けます。

メーデーの起源は?

 メーデーは「働く者の祭典」です。諸要求の実現を世の中にアピールするとともに、働く者が社会の主人公であることを確認しあう日です。

 メーデーの起源は、123年前・1890年に「8時間は労働に、8時間は眠りに、そして残る8時間は我らの自由に」と訴えた、米国労働者のストライキです。今年も世界各国で取り組まれ、堺でも毎年開催され、働くことの尊厳を守ろうと誓い合います。

暮らしと雇用はピンチ

 今年は、夏に改憲原発問題など今後の国の行く末を左右する参議院選挙が控えています。安倍政権に働く者の声をしっかり届ける必要があります。

 昨年末の衆院選自民党が大勝し、安倍政権が発足しました。首相は経済対策「アベノミクス」を掲げ、春闘では財界に異例の年収アップを要請。景気回復への期待感は膨らみ、政権は高い支持率を誇っています。

 しかし、首相は本当に労働者や国民の味方でしょうか。

 改憲志向をあからさまにする首相の狙いは、9条に「集団的自衛権」を明記すること。米軍と共同軍事作戦を展開し、日本を戦争できる国にしようというのです。参院選の結果次第では、改憲手続きを定めた96条を変えられる可能性があり、そうなれば日本のあり方を一気に変える突破口にされてしまうでしょう。

 労働規制の緩和も心配です。財界メンバーを交えた政府の諮問会議では、「解雇の金銭解決」制や労働時間規制の緩和、派遣法改悪を検討させるなど、労働者保護を弱める動きを強めています。さらには、脱原発を求める多数の世論を無視した原発の再稼働、沖縄にまたもや犠牲を強いる米軍普天間基地辺野古移設も推し進める構え。消費増税、医療・介護・年金などの社会保障切り下げによる暮らしの破壊も懸念されます。

働く者を代表し声を上げよう

 こうした暴走に歯止めを掛けるには、「私たちの生活と雇用を守れ」と大きな声を上げなくてはなりません。私たち労働組合は働く者を代表する最も大きな団体です。参院選に向けて広くアピールしましょう。

 堺地域でのメーデーは第84回を数え、9時開場・9時30分開会で、大仙公園・催し広場で開催されます。職場ごとに参加確認票を4月23日(火)までに提出してください。