旭堂南陵さんが講談で激励
(11月16日付)
11月10日(土)、サンスクエア堺で、大和川に与謝野晶子の歌碑を建てる会&大和川市民ネットワークの主催で、「大和川に与謝野晶子の歌碑を建てよう~旭堂南陵さんの講談&晶子を語る会」が開催されました。
現在、大和川をきれいにし、憩える水辺をつくろうと運動をされてきた市民を中心に、郷土堺を代表する歌人、与謝野晶子が大和川に関して詠んだ歌を題材にした歌碑を、浅香山水辺公園に建てようという取組みが進められ、募金運動が始まっています。
今回の催しは、堺市の観光大使で、与謝野晶子の資料の収集や研究もおこない、歌碑を建てる取り組みの呼びかけ人でもある、講談師の旭堂南陵師匠の講談を楽しみながら、大和川と与謝野晶子について語り合い、歌碑建立の運動をより一層盛り上げようとおこなわれました。
南陵師匠の講談は、「与謝野晶子物語」と「大和川付け替え物語」の二席。
与謝野鉄幹と出会った頃の堺時代の晶子が生き生きと描かれた一席と、大和川付け替えに情熱を燃やした中甚兵衛の隠されたエピソードなど感動的内容の講談を楽しんで会場は多いに沸きました。
「歌碑を建てる会」では建設費用の80万円を一口千円の寄付で集めたいとしています。