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フォーラム堺市の未来と「大阪都構想」VOL.4

9月17日(月・祝)、湯浅誠氏(反貧困ネットワーク事務局長・内閣府元参与)ら招き開催

(8月20日付)

 「堺市の未来と『大阪都構想』」をメインテーマとして、昨年9月から3回のフォーラムが開催されてきました。

 4回目となる今回のフォーラムで、更に検証と議論を深めましょう。

立場超え幅広い参加

 昨年9月に開催された第1回は、宮本憲一氏(大阪市立大学名誉教授)の記念講演、森裕之氏(立命館大学教授)、加藤均氏(地方自治経営学会副会長、元堺市議)、槙峯正一氏(元堺市自治連合協議会会長)、曽我部篤爾氏(堺・日中友好協会会長、元堺市代表監査)、足田八洲雄氏(エコノミスト)らのパネルディスカッションを踏まえ、幅広い市民の議論が呼びかけられました。

 第2回は今年3月、高橋保氏(前堺市副市長)、森裕之氏、中山直和氏(大阪市役所労働組合総連合書記長)からそれぞれ、「これまでの大阪府大阪市の統合へ向けた動きの中で、橋下大阪市長大阪維新の会が何を目指しているのか。行き着く先はどこなのか」など、大阪で現実に起きている出来事をもとに検証されました。

 第3回は6月に、「旭堂南陵師匠と語る堺の歴史・文化のつどい」と題して開催。堺の歴史と文化に造詣の深い檜本多加三氏(郷土史家)、四代目・旭堂南陵師匠(講談師)をゲストに、自由と自治を守るために先人が重ねてきた歴史を学びながら、堺の未来を考えるつどいとなりました。

湯浅誠氏など多彩な顔ぶれ

 そして今回は、90年代よりホームレス支援に携わり、08~09年の年末年始の「年越し派遣村」では村長を務め、09年から2年間、内閣府参与も務めた湯浅誠氏をお招きし、「グレートリセットと日本社会」と題した講演をしていただきます。

 他にも「地域からのパネルトーク」として、浜寺昭和校区自治連合会長の平山芳弘氏、湊西校区自治連合協議会長の久保照男氏、社会福祉法人野のちから理事長の武南千賀子氏に地域からのご発言を、森裕之氏からは、あらためて、「大阪都構想」を巡る情勢と本質に触れたお話をしていただきます。

 また、「堺はひとつ・市民アピール」への賛同人の輪をさらに広げる契機にもなるフォーラムです。

 多くの方々のご参加をお待ちしています。