堺市職労(堺市職員労働組合)ブログ

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第83回堺メーデー

震災復興、TPP・消費税増税反対、原発ゼロの実現かかげ(5月2日付け)

 5月1日、大仙公園にて「第83回堺メーデー」が開催され、市内の労働者・民主団体などから750人、うち堺市職労から200人(主催者発表)が参加しました。

 初夏の日差しがときおりのぞく中、開催された今年のメーデーは、働く者の連帯の力でくらしと雇用の安定をはかり、震災復興、TPP・消費税増税反対、原発ゼロの実現をもとめ、また橋下・維新の会による府民・市民施策切り捨てと民主主義への攻撃に対してたたかうことを改めて確認しました。

 今田堺労連議長の実行委員長あいさつの後、堺地域でたたかう各争議団を代表して、JMIUダイキン支部の皆さんが登壇し、「203名の首を切って、新たに300名以上を受け入れるなど、労働者の使い捨ての繰り返しを許さない」との力強い訴えがありました。

 全参加者の大きな拍手で確認された「第83回メーデー宣言」は、3・11から1年余りが経過しても復旧には程遠い状況であり、福島県では未だに16万人もの方々が故郷を追われ、健康と将来に不安を抱えているとし、その一方で野田政権が、消費税を10%に引き上げ、TPPへの参加表明を画策し、原発事故原因が未解明にもかかわらず大飯原発再稼働を推し進めようとしていることを厳しく批判しました。

 また、橋下・維新の会による憲法違反の二条例制定の動きや、思想調査、労働組合への権利侵害が市民サービス切り捨ての政治と一体になっていることを、国民に大きく訴えようと呼びかけられました。

 その後、堺市職労の参加者も元気よく大仙公園から堺市役所までデモ行進を行いました。