堺市職労(堺市職員労働組合)ブログ

堺市職労(堺市職員労働組合)ブログです。

堺市職労第82回定期大会

7月25日(水)、午後6時15分から、市民会館で

(7月3日付)

 7月25日(水)、午後6時15分から、堺市民会館4階大集会室にて、堺市職労第82回定期大会が開催されます。職場から代議員・中央委員を選出し、みんなで市職労運動を力強くすすめましょう。

 今年の定期大会は、職員・組織活性化条例が可決・成立した中で、やりがいをもって働き続けられる職場をどう構築し、そのためにどのように運動をすすめていくのか問われるもとでの開催となります。

 閉塞感を打破してほしいという多くの期待を受けて誕生した民主党政権は、消費税増税社会保障改悪、原発再稼働、環太平洋経済連携協定(TPP)参加など、選挙で掲げたマニフェストを全面的に投げ出し、「談合」とも言える政党間の密室協議で悪政を推し進めようとしています。

 

 こうした動きに対して、「原発再稼働NO!」「TPP参加反対」など、さまざまな行動が展開され、新たな連帯と世論が大きくひろがりつつあります。

 また、府下では、相対評価による人事評価や幹部職員の公募による任用、処分の厳格化などを盛り込んだ職員基本条例大阪府・市で成立。憲法違反の「思想調査」や組合事務所の庁外への退去通告など労働組合を敵視し、地公法を踏みにじる新たな労使間ルール条例案や、政治活動禁止条例案の上程などをさらに狙っています。一方で、撤回や見直しを求める声がひろがる中で、子育て中から高齢者まで全世代にわたるサービスの切り捨てと負担増を押し付ける施策を橋下・大阪維新の会を中心とした勢力が推進しようとしています。

 堺では、「堺の分割・解体阻止」の一点での市民共同の運動が広がりつつあり、大阪都構想による堺市解体を断念させ、自治都市・堺の発展をめざす運動の強化が重要です。

 

 激動の情勢の中で、国民のいのち、くらしを守る運動と、私たちの働きがいを守る運動をつなぎ、発展させることが求められています。

 私たちは、職場と地域の実態や要求をしっかり踏まえ、市民と公務労働者の垣根を越えた連帯で地域の未来と民主主義を守り発展させる運動を自治体労働者・労働組合として旺盛に展開することこそ、「厳しい」情勢を転換し、諸要求を前進させる方向であることに、確信をもちましょう。

 きたる定期大会で、職場からの意見を持ち寄り、さらに団結を固め奮闘しましょう。

 組合員のみなさんの積極的な参加をお願いします。