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なくそう原発・府民集会に8000人

東日本大震災からの復興、原発なくせの願い一つに(3月19日付け)

 東日本大震災から1年を迎えた3月11日、被害の大きかった岩手、宮城、福島の3県を中心に犠牲者を悼む行事などが各地で行われ、参加者らは復興への強い願いを新たにしました。

 大阪では、扇町公園で開催された「なくそう原発3・11府民集会」に8000人を超す人たちが集まりました。参加者の中には親子連れなど家族での参加も多く、「放射能から子どもを守ろう」と手書きのボードを掲げるなど、思い思いにアピールしている人の姿が見られました。

 集会のオープニングでは、12時からプレ企画としてバンド演奏やラップ、ひと言トークなどが行われ、続いて14時からスタートした集会では、「原発ゼロの会・大阪」の呼びかけ人・宮本憲一さん(大阪市立大学名誉教授)が挨拶し、「原発安全神話は崩れました。集会を原発ゼロ、新しいエネルギー政策をつくる大きな一歩にしよう」と訴えました。また、福島県南相馬市で30年間農業をされてきた三浦広志さんの訴えには、会場から大きな拍手が送られました。

 地震が起こった14時46分には参加者全員で黙とうをささげ、その後、司会者の「原発いらない」の声に全員で「イエス」と答えながら、「なくそう原発」のメッセージボードを高く掲げました。

 集会後には、中崎町までパレードを行い、「原発のない社会を」「国は住民本位の復旧を支援せよ」などを道行く人々に訴えました。

原発集会.jpg