3月13日付
本日、２０２４年春闘要求書に基づく、第１回団体交渉を行います。交渉を通じて、切実な要求前進をはかります。
１月１日に発生した能登半島地震では甚大な被害が発生。いまなお水道や下水道などのインフラが復旧しておらず、被災家屋等の撤去もこれからという状況です。防災と職員の人員体制が問われています。
また、物価高騰が国民生活にのしかかるなか、政府は財界に賃上げを要請するだけにとどまっていますが、最低賃金の大幅引上げなど、本気の労働者への配分策が求められています。
企業の業績は３年連続で最高益の見通しであり、大幅賃上げは可能です。
この間、裏金問題など金権腐敗の自民党の体質があらわになり、岸田内閣の支持率は下落し続けています。
府政をめぐっては「身を切る改革」どころではない万博負担増や工期の遅れが深刻化し、万博開催中止を求める世論が高まっています。
こうしたもと行われる本日の交渉では、以下の重点課題を中心にやり取りする予定です。
物価高騰を上回る賃上げ（初任給の大幅引上げと在職者是正。生計費原則に基づく賃上げ、特に中高齢職員の賃上げ。職務内容に見合った会計年度任用職員の賃金への改善）
定年延長（職の整理、モチベーション向上策）
Ｒ６年度体制（採用、非常勤の欠員、育休代替、正規職員の増員、人材派遣による常用代替の是正）
休暇制度（子の看護休暇、病気休暇の運用、会計年度任用職員の生理休暇の有給化等）
能登半島地震における災害派遣にかかる勤務労働条件の改善
堺市の避難所開設にかかる課題の整理
