堺市職労(堺市職員労働組合)ブログ

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堺市職員厚生会評議員会開催 R5年度の厚生会事業計画等を決定

カフェテリアポイントを増、準会員の年会費は減額など

4月7日付

3月23日、堺市職員厚生会評議員会が開催され、R5年度の事業内容等が決定。3月29日付けで職員厚生会事務局から会員各位へ通知が行われています。

 

堺市職員厚生会とは
 地方公務員法第42条では「地方公共団体は、職員の保健、元気回復その他厚生に関する事項について、計画を樹立し、これを実施しなければならない」とされており、堺市では、堺市職員の厚生制度に関する条例第3条で「制度の実施のための事業は、職員厚生会に行わせることができる」としています。
 堺市職員厚生会は、理事会と評議員会で構成され、理事長は総務局担当副市長が、副理事長は職員労働組合の推薦により会員の中から理事長が任命します。
また、理事及び評議員については、半数は市長の推薦、半数は副理事長の推薦により任命されます。
 厚生会の会員は、正会員(常勤職員、フルタイムの再任用、任期付職員)と準会員(週3日以上勤務かつ任用期間が2か月以上の)再任用、任期付、会計年度任用職員(いずれも短時間)とに分かれており、準会員は加入申込みが必要です。
R5年度の主な変更点
一.紙媒体の廃止
 これまで福利厚生代行業者が発行していた紙媒体の①ガイドブック、②会報誌、③会員証、④事業案内のうち、①②③が、代行業者からの申出により廃止となり、この対応として、①は希望者に対し簡易な案内文の配布、②は厚生会HPへの掲載、③はスマホアプリやWEBで表示される会員証を印刷して利用となります。
二.カフェテリアポイントの増(正会員)と年会費の減(準会員)
 紙媒体の廃止によって代行業者への委託料が減るため、その分を、正会員にはカフェテリアポイントの増(年間180↓185ポイント)、準会員には年会費の減(年会費4,000円↓3,500円)として対応します。
三.会員専用サイトの変更
 R3年度から契約を開始した「JTBベネフィット」がR4年度に「ベネフィット・ワン」に吸収合併されたことから、会員専用サイトが「えらべる倶楽部」から「ベネフィット・ステーション」に変更となり、新たに会員登録が必要となります。
四.その他の変更点
①映画館チケット補助
 年間10枚まで500円補助(変更なし)。ただし、「ムビチケ」が対象外に。なお、R5年4月の1カ月間限定で700円補助。
②テーマパーク補助
  「ディズニーランド」「ユニバーサルスタジオ」の補助がJTB店舗で宿泊プランと一緒に入場券を購入する場合に適用。
③ベネポ制度
 ベネフィット・ステーション会員専用サイトで利用できるポイントで、対象商品の購入等でポイントが貯まり、1ポイント1円で対象商品への使用や楽天ポイントやnanacoポイント等への転換も可能。
五.人間ドック補助
 公立学校共済組合が実施する人間ドックを申込み、抽選に外れて受診できなかった職員が、自費で人間ドックを受診した際に、自己負担額が大阪府市町村共済組合の人間ドック受診と同程度になるよう、職員厚生会から補助が行われます(準会員を除く)。
 詳細は「令和5年度会員制福利厚生事業の内容等について」や「公立学校共済組合『令和5年度健診事業』(人間ドック)の実施について」、庁内LANの職員厚生会HP等でご確認ください。
 労働組合は当局との団体交渉だけでなく、職員厚生会の理事会や評議員会を通じて、職員の福利厚生制度の充実ために活動しています。今後、さらに福利厚生制度の充実を図るために、みなさんのご意見・ご要望をお寄せください。