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会計年度任用職員(事務補助) アンケート結果報告

344人が回答 6月21日付

執行部は4月、会計年度アンケートに取組み、344人の方から回答がありました。「1年以上の勤務経験がある」と答えた人は全体の8割近くでした。 その方のうち、「業務に見合った賃金だと思うか」について、「見合った賃金」と回答したのは142名。「業務に見合わない」が127名でした。さらに「賃金が見合っていないと思う理由」については、「賃金が少ない」84人、「人員が足りない」21人、「仕事量が多い」54人でした。その他、正規職員など他の任用形態と同じ仕事をしているという回答がありました。
 また、「昨年度中途採用」「今年度採用」は計61名ですが、このうち「見合った賃金」と回答したのは40名。「業務に見合わない」が20名でした。
 時間外勤務については344人中285人が「基本的に時間外勤務はない」と回答しましたが、「日常的に生じている」「繫忙期など一時的・臨時的」にあると57人が回答。その理由としては「業務量が多い」「人手不足」「突発的な業務」などの回答でした。
 また、「勤務時間が短い」が9人おり、会計年度任用職員制度になって勤務時間数が減ったが仕事の量は変わらないことが伺えます。
 その他には「輪番の残業日がある」「時期的に来課人数が増えたり、事務量が増えたりする」「面接時に残業して欲しいと言われた」という回答もありました。
 これらの人に「時間外勤務にあたり申請したか?」という問いに「申請していない」と14人の方が回答。
「面接時においてハラスメントと感じたことはありましたか」という質問に対しては、6人が「ある」と回答。「現在の任用においてハラスメントと感じたことはありますか」という質問に19人が「ある」と回答。多数ではないものの切実な実態が寄せられました。
 このアンケートで頂いたみなさんの声をふまえ、執行部として、まずは事務補助組合員のみなさんを中心に共有し、要求の具体化に向けて議論をしていきます。