堺市職労(堺市職員労働組合)ブログ

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アンケート集計結果報告③

振替について(6月6日付)

6月4日現在、アンケートは817枚集まっています。ご協力ありがとうございました。

週休日の勤務

 平成29年度に週休日勤務があったかについては、「ある」72%、「ない」29・4%でした。

原則振替について   堺市当局は、週休日の勤務について、原則振替との運用を行っています。昨年10月の総選挙では、投開票事務に加え、台風21号にかかる避難所開設等で多くの職員が従事し、原則振替との運用に対する不満の声が特に高まりました。今回のアンケートでは、振替に対する率直な思いをお尋ねしました。現在の運用について「特に問題なし」33・6%、「不満を感じる」67・4%でした。

不満の内容

 不満の内容については、「有休未取得につながる」83%、「平日の業務に支障」64・2%、「直近の日に振替できない」33・3%でした。

 振替はそもそも、職員の休日を確保するための措置ですが、不満の内容からは、①日常業務が繁忙であるため週休日に勤務した場合に有給休暇を捨てる結果となっているケース、②週休日に平日業務とは別の業務に従事した結果平日業務ができなくなりしわ寄せが及んでいるケース、③振替直後に休めず実質的に「休日の確保」と言えないケースなどが浮かび上がってきます。

 週休日にイベント等があり従事する場合や、日常業務が繁忙なため休日出勤を余儀なくされる場合など、週休日勤務にはさまざまな理由が考えられます。

 「原則振替」を強調する一方で、他の日にしわ寄せが及び、結果として有給休暇の未取得等につながっている現在の運用への不満の高さが示されました。