当局は、不誠実な姿勢を改めよ(11月14日付)
第1回交渉(8日)、第2回交渉(11日)に続き、明日15日は第3回交渉設定日です。
交渉の前に要請行動を行いますので、職場にある連名要請書をお持ちいただき、ご参加ください。
当局の不誠実な姿勢
第1回交渉の最後に山道委員長は当局に対し「組合の要求に対して具体的な理由も示さず、『検討中』『ご理解いただきたい』という対応は問題。最終決着日にむけて、要求に応える立場で交渉・協議にのぞんでもらいたい」と述べました。
この交渉の中で組合交渉団は人事委員会勧告の取り扱いについて「少なくとも人事委員会勧告に基づく一時金の引き上げ改定が必要」と主張し、当局の認識を質しましたが、当局は「今年度の勧告への対応については当局内部で検討を重ねている」と述べ、組合交渉団からの「何を検討しているのか」「なぜ検討が必要なのか」という質問に、理由の説明もなく「ご理解いただきたい」と繰り返す不誠実な姿勢に終始しました。
これまでの経過と矛盾
この不誠実な姿勢は、昨年11月の秋季年末闘争第1回交渉で当局が「(月例給・一時金引き上げについて)勧告は労働基本権制約の代償措置…遵守していきたい」「(給与制度総合的見直しについて)引き上がる場合も引き下がる場合もあるかと思うが、仕組みとして勧告に対応していくということについては理解をお願いしたい」と回答し、勧告を踏まえて実施してきたことからしても、大きく矛盾するものです。
そもそも今回の堺市人事委員会勧告の内容は、月例給の改定は「見送り」、年間一時金引き上げは0・1月、扶養手当見直しでは配偶者手当を段階的に半額まで引き下げ、など、決して私たちの生活改善要求に応えるものではありません。しかし、交渉での当局の不誠実な姿勢は、この勧告内容すら踏まえる姿勢を示さないという根本的な問題であり、看過できません。
署名をもって要請行動へ
明日の第3回交渉の前に、このような当局姿勢を改めさせるためにも、要請行動を行い、職場連名要請書を積み上げて当局に提出します。組合員のみなさんの積極的なご参加をお願いします。