堺市職労(堺市職員労働組合)ブログ

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大魚夜市と住吉祭・神輿渡御

8月1日まで本庁高層館1階でパネル展も開催中(7月29日付)

 「堺の住吉・住吉の堺」…堺と住吉大社は昔から深いつながりがあったのをご存じでしょうか?

 7月31日(日)に行われる大魚夜市は、来、住吉祭の時に、堺の漁民が海の神である住吉神に感謝して魚を捧げたのが起源だと言われています。

 そして、住吉祭といえば8月1日(月)の「お渡り」です。「お渡り」とは住吉神を乗せた神輿(みこし)が一年に一度堺の宿院に渡ってくる行事。なんと、鎌倉時代、13世紀にすでにお渡りの行列についての記録があります。

 今年は、明治時代に作られた「大阪一」の大神輿が修復を終え、約75年ぶりに堺に渡る予定です。重さは700貫(約2・6トン)と伝えられるこの大神輿。一番の見せ場は「大和川の川渡り」です。大和川の中央で住吉大社から来た「大阪方(おおさかがた)」から、堺方(さかいがた)に大神輿が引き継がれます。大神輿が川を渡るのは午後4時30分頃。

 川を渡った大神輿は紀州街道(大道)を進み、午後8時前に宿院頓宮に入る予定です。

 戦後期に自治都市堺を訪れた宣教師たちもお渡りの行列に目を見張ったという伝統ある住吉祭。8月1日まで本庁高層館1階でパネル展も開催中です。