どの子も見捨てない(4月18日付)
厚生労働省によると、日本の子どもの貧困率は16・3%(2014年度)6人1人。実数換算で、328万人。ひとり親家庭に限ると54・6%で、先進諸国で最悪の水準。中でも深刻なのは母子家庭だと言います。
しかし、その実態はなかなか見えてきません。格差がストレスになり、非行に走ったり犯罪行為に巻き込まれたりすることもあります。子どもの行動の深層を探るためにも、子どもの貧困問題を知ることは大きな課題です。
子どもの暮らし
明日みえず
「積立金払えなければ、修学旅行も卒業アルバムも無し?」「奨学金が生活費に消えることも。学費が払えず、夢閉ざす看護学生」「のびのびルームはすし詰め状態。入所できない子供たちも」「奨学金総額=薬学部は1000万円。私学理科系で800万円。卒業と同時に大きな借金」など、子ども達を取り巻く状況は深刻なものとなっています。
今回、堺社会保障推進協議会と堺教育文化センターは、実行委員会と共にシンポジウムを計画しましたので、こぞって参加ください。
(参加費・申込不要)
日時 5月22日(日)
午後1時半~4時半会場 耳原総合病院地域交流ゾーン
みみはらホールパネリスト
堺市立安井小学校教諭
八下小のびのびルーム指導員
生活と健康を守る会事務局長
主催 堺社会保障推進協議会・堺教育文化 センター・子どもの貧困問題を考えるシンポジウム実行委員 会
問合せ
事務局:堺教育文化 センター
221・6169