堺市職労(堺市職員労働組合)ブログ

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堺市職員労働組合70周年記念式典開催

いい職場と地域めざし新しい歴史つくろう!

(2月12日付)

6日、堺市職員労働組合結成70周年記念式典を開催。スピーチやスライドで70年の歩みと、地域のみなさんや全国のなかまと共にあることを確認し、新たな歴史をつくろうと思いを固めました。

 記念式典には、77名のご来賓に出席いただきました。式典は、青年部書記次長の池側さんとその友人の方々による演奏で開幕。

 山道委員長はあいさつで「1946年の結成当時約800人の組合員でスタートし、約3千人の組合員で70周年を迎えることができたのは諸先輩方はじめ、多くのみなさんに支えていただいたからこそ。『地域住民の繁栄なくして自治体労働者の幸福はない』のスローガンのもと幅広い市民の皆様との共同を広げ働く仲間の団結を大切にしながら、よりよいまちづくり、よりよい職場づくりに奮闘していく」と決意を語りました。

 続いて、ご来賓を代表し、中條良一副市長よりひと言と市長メッセージの代読、森口巌堺市自治連合協議会会長から励ましのお言葉、荒田功大阪自治労連委員長から堺市職労への期待など、3名からごあいさつをいただきました。

 歓談の後、不当解雇撤回闘争や衛都連賃金統一闘争をはじめ、住民共同のとりくみなど、市職労結成から70年の歩みがスライドで映し出され、阪神淡路大震災(95年)、中核市移行(96年)、政令指定都市移行(06年)などのトピックや、組織拡大、まちづくり、賃金労働条件の向上など、分野別にあゆみを振り返りました。

 歴代の委員長経験者からは、「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ。団結の力を大切にさらなる発展を」(松永健治氏:91年~95年)、「成長することにぜひこだわってほしい。私は、組合専従をしてモノの見方が大きく広がった。堺市職労の歴史は人を育てる歴史。『さかい未来づくりサロン』のさらなる発展を」(山口毅氏:96年)などエールが送られました。

 閉会あいさつに立った林田書記次長は、若い頃登ったマッターホルンでの経験に触れ、「天候が急変しルートが不明瞭なあの山には、ガイドが不可欠。堺市職労に置き換えると、働く者が働きやすく、住んでよかったと思える地域をめざすには、地域や全国のみなさまとよく話し合い、力を合わせ、連帯の輪を広げることがルートを外さない道だと思う。新たな歴史を若い人と一緒にみんなでつくっていきたい」と述べました。

 式典の最後は、未来への前進に向けて、池尾副委員長の団結ガンバロウの唱和で幕を閉じました。