堺市職労(堺市職員労働組合)ブログ

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大阪市をなくすな!

5000人の We Say NO!

立場、党派超え「オール大阪」の共同

(5月13日付)

 10日、大阪市廃止・解体の是非を問う住民投票が迫る中、大阪市北区扇町公園で党派や立場、信条の違いを超えた市民大集会が開かれ、約5000人が参加、集会後にはパレードも行われ、沿道の市民に「大阪市の廃止・解体に反対を」と訴えました。

 市民大集会は、「大阪都構想はいらない…民意の声」や「大阪市がなくなるで!えらいこっちゃの会」などが参加する実行委員会が開催しました。

 真夏を思わせる暑さの中、笑福亭竹林さん(堺市出身)と片方真佐子さんの司会で集会がスタート。

 集会では、大阪市商店会総連盟の角正基理事長、大阪市地域振興会の北尾一会長、竹山修身堺市長、日本商工連盟大阪地区の小池俊二代表世話人住之江区医師会の松嶋三夫会長、市議会の自民、民主系、共産の各幹事長、公明元府議らがあいさつ、自民、民主、共産各党の国会議員が駆けつけ、紹介されました。

「戻れない片道切符」

 商店会総連盟の角理事長は「市商連として大阪市を消滅させる特別区の設置に反対の立場を共通認識にした。私どもは商人である前に大阪市民。役所、行政の統治機関を替えるだけでバラ色になるなんてウソ。戻ることのできない『都構想』行きの片道切符を絶対に買ってはいけない」。

大阪市の歴史を守る」

 地域振興会の北尾会長は「会長会で反対を24人全員が決議。百数十年にわたる大阪市の歴史を守らなければならない。反対決議を上げたら『地域振興会をつぶせ、市民局も必要ない』と言ったと聞く。我々は長年にわたって大阪市のまちづくりに全力を尽くしてきた。勝たねばならない」と力強くあいさつ。

 竹山市長は「いま大阪市に『都構想』の押し売りがいる。堺市民は一昨年、この押し売りを追い返した。大阪市の歴史文化の灯を消してはいけない」と述べました。

歴史的な市民大集会

 また、司会の笑福亭竹林さんは「歴史的な集会です。後から誇れる日がきっと来ます」と語りました。

 集会につづき、堺でも「こんな橋下に大阪をつぶされてたまるか!堺市民の学習会」の講演をいただいた「民意の声」代表の浅野秀弥さんが総指揮を務める市民パレードが行われ、西梅田公園まで「大阪市をなくすな」「大阪を衰退させる廃止・解体に反対を」「権限・財源を吸い上げられる大阪市廃止・解体にストップを」とアピールしました。