堺市職労(堺市職員労働組合)ブログ

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第86回堺メーデーに650人

働くものの団結で生活と権利、平和と民主主義を守ろう!

(5月7日付)

 5月1日、大仙公園にて第86回堺メーデーが開催され、市内の労働者・民主団体などから約650人が参加しました。

 当日は雲一つない晴天に恵まれ、絶好のメーデー日和となりました。

 開会のあいさつに立った山道堺労連議長(市職労委員長)は、残業代ゼロ法案や労働者派遣法改悪案など、労働法制の大改悪が財界と安倍内閣によって進められようとする情勢のもと、正規・非正規などの枠を超え、労働者が広く団結して、労働法制の改悪阻止、労働条件の向上をめざす運動を大きく広げようと呼びかけました。

 また、大阪市廃止・解体構想をめぐって、「大阪市の廃止・解体は許さない!」と、従来の枠を超えた幅広い共同が広がっているとし、維新の会が主張してきた大阪市廃止・解体による効果額について、今は橋下氏自ら「議論しても仕方がない」「僕の価値観は財政効果においてない」と述べていることに対し、「自分たちが過去に発言してきたことに向き合おうとしない人たちに未来の大阪は託せない!」と厳しく批判しました。そして、「これまでにない歴史的なたたかいを5月17日まで全力で進めよう」と呼びかけました。

 メーデーには来賓として狭間副市長が参加され、市長からのメッセージを代読されました。副市長は、大阪市廃止・特別区の設置が実現すれば堺市をはじめ近隣市にも大きな影響があるとして、「1600年の歴史ある堺市が、現市長のもとで、子育て支援、歴史文化のまち堺、ものづくりのまち堺をかかげて少しずつ花開いている」「みなさんの努力のもとで、人口一人あたりの製造品出荷額は全国1位、平成25年度の製造品出荷額の総額は大阪市を抜き、政令市3位となりました」と述べ、「これからも堺のまちを持続的に発展させるために、安心して暮らせるまち、いきいきと働けるまちを目指して頑張りたい」とあいさつされました。

 その後、争議団からの訴え、「すべての争議の勝利をめざす支援決議」、「第86回堺メーデー宣言」を採択し、参加者は堺市役所までデモ行進に出発、沿道の通行人等に向け元気にシュプレヒコールを行いました。