堺市職労(堺市職員労働組合)ブログ

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さかい未来づくりサロンvol.6(5月18日)

風景のジャメビュとまなざしのデザイン

講師:花村周寛(はなむらちかひろ)氏(大阪府立大学観光産業戦略研究所准教授)

(4月17日付)

 堺市職員労働組合地方自治研究活動の一環として継続して取り組んでいる「さかい未来づくりサロン」は、住民、民間、行政などが立場を越えて、「堺の未来をともにつくっていく」ことを目的に、「地域づくり」「仕事」「生き方」をメインテーマに語りあい交流するプラットフォームです。

「まなざし」を変える

 第6回の講師には、堺市シティプロモーション認定事業のアドバイザーでもある花村周寛さん(大阪府立大学准教授)をお迎えし、まちを見つめる「まなざし」を変えることでまちのありようが変わる事例をご紹介いただき、堺市のまちづくりやまちの楽しみ方について、お話をお伺いします。

 花村さんは、クリエイティブシェアの提唱者で、劇場、スタジオ、活版印刷工場など雑多な機能が詰まったスペースでクリエイティブシェアを実践する「ブリコラージュ・ファウンデーション(BRF)という団体を主宰しておられます。

 大規模病院の吹き抜けでのインスタレーション「霧はれて光きたる春」で、日本空間デザイン大賞や日本経済新聞社賞も受賞されました。

ジャメビュとは

 タイトルにある「ジャメビュ」とは、「未視感」のことで、見慣れているはずの光景や物事が、まるで未体験の事柄であるかのように感じられること。逆に初めての経験をすでにどこかで体験しているかのような感覚に陥ることをデジャビュ(既視感)といいます。

毎回のセミナー講師は、多彩な方々に

 市内外のまちづくりのキーマンや専門家を迎えて学び交流する企画は若手組合員・役員を中心に行っています。

 これまで、阿部裕志さん(海士町・㈱巡の環)、樋口恵介さん(樋口恵介デザイン事務所)、高杉晋さん(NPO法人観濠クルーズSakai)、辻大樹さん(あをい屋)、豕瀬利之さん(㈱近鉄百貨店)、矢本憲久さん(堺東駅前商店街協同組合)と多彩な方々をお迎えし、セミナー後の講師を囲んでの交流会も好評です。

 自由につどい、立場を越えて語り、学びあい、交流する「さかい未来づくりサロン」。

今回もぜひお気軽にご参加ください。