堺市職労(堺市職員労働組合)ブログ

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馬鹿親日記27

10月16日付け

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 現在子どもは、3歳4か月。ごっこ遊びで、架空のクラスメイト「りふかちゃん」が遊びに来たりするので応対にとまどう日々です。

 さて、先週の続きに話を戻すと…隣接する道の駅美良布の直販店韮生の里での昼食休憩後、午後からは、目が赤く光るジャイアントだだんだん像に警戒しながらミュージアムの裏に回り、やなせ氏責任編集の雑誌から名称を得た「詩とメルヘン館」で五味太郎展を見学。ミュージアム別館で開催中の段ボールアート展へ。子どもは段ボールの電車や迷路、すべり台で延々と遊び続けるのでした。

 夕闇が迫る頃、ミュージアム別館前にあるキャラクター銅像との撮影も終えた子どもは、隣の公園にある遊具もアンパンマンであることを発見。猛烈にダッシュしていきました。その背中をいったいいつまで遊ぶのだろうとぼうぜんと見送るのでした。

 翌日、アンパンマンミュージアムから少し山手にある朴ノ木公園に向かいました。ここはやなせ氏の先祖が代々300年間暮らした土地で、同氏が設計に関わり、墓地公園として整備されています。公園内には故郷への思いを刻んだ石碑や、同氏が好んだ朴ノ木が2本立っていました。先祖代々の家まで寄贈したその人柄に心打たれるものがありました。

 もしや子どもたちはアンパンマンを通じて、そうしたやなせ氏と対話しているのかもしれないと思いながら、帰路、車窓から再びアンパンマンミュージアムの屋根を見ると、あれ?先程まで屋根の上に立っていたアンパンマンが消えているのでした。あれは気のせいだったのかもしれない、しっかりしなければとハンドルを握る手に力を込めたのでした。