堺市職労(堺市職員労働組合)ブログ

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ひとりの「仕方ない」から みんなで「変える」春闘へ

本部執行委員会にて春闘方針を提案 2月16日付

新型コロナ感染拡大防止のため、拡大中央委員会は中止としました。執行部は、本部執行委員会にて春闘方針を討議し、職場に議論を呼びかけます。ご意見をお寄せください。

 自治体・公務公共職場の人員不足、ワクチン接種・給付金などの業務負担増、長時間労働によりいのちと健康が脅かされる事態になっています。
 2年間にもおよぶコロナ禍で、①日本の社会があまりにも脆弱で危機対応すらできない状態にあること、②労働者の格差と貧困が広がっていること、③ジェンダー差別が低賃金構造の原因になっていることなどが、誰の目にも明らかになりました。
 こうしたもと取り組む国民春闘では、労使交渉に加えて、社会運動も活性化し、労働者や国民の切実な課題の前進を図ります。
 私たち労働者自らが「切実な実態改善を」「勤務労働条件向上を」と言わない限り、改善はありません。
 国民春闘を通じ、労働組合の活動を知らせ、労働組合をスタンダードにしていきましょう。
大阪や堺では カジノや市民サービス削減
 いま、吉村府知事や松井大阪市長は、第6波のさなか、カジノIR誘致を強力に推し進め、4月に国に申請しようとしています。この間の報道でも、夢洲鉄道整備地盤沈下対策に新たに129億円、カジノ予定地の土壌改良790億円、万博会場側は788億円、アクセス道路淀川左岸線整備費の上振れなど、次々と公金投入が明らかになっています。
 堺では、「財政危機宣言」のもと、職員数4%削減、市民サービスの削減などが打ち出される一方、税源涵養としてガス気球や無人運転バス等が推し進められています。
ひとりの「仕方ない」からみんなで「変える」春闘
 こうしたなか、労使交渉では、①エッセンシャルワーカーの賃金改善、②市民の命と健康を守るために必要な体制の確保、③会計年度任用職員の欠員の補充、④職員の実態を反映した定年引上げ制度構築などについてやり取りします。
 また、社会運動では
カジノ反対署名や最低賃金引上げの取組みをすすめます。
 こうした取組みを通じ、労働組合加入を呼びかけていきます。
 ひとりの「仕方ない」からみんなで「変える」春闘へ、ぜひ声をあげていきましょう。