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秋季年末アンケート② 40代「体制から休暇取れず」

12月3日付

9月末時点の年次有給休暇未取得日数は?「15日未満」27・1%が1位。採用1年未満の方もいますので単純に考えることはできませんが、消化可能な日数の少ない方が多いようです。2位は「30日~35日未満」23・1%。推測ですが、年度当初に40日だったのが消化して…、という状況が伺えます。「35~40日未満」、「25~30日未満」と続き「20~25日」7・5%と他の回答に比べて小さかったことから、年度当初は「20日」か「40日」に集中していることも推察されます。また「40日」すなわち全くの未消化が1・0%。職場の繁忙さが伺えます。男女別では男性の未取得が女性より高い傾向にあり、25日未満の区分は全て女性の割合が、25日以上はほぼ男性の割合が高くなりました。支部別では福祉衛生の未取得数が突出して高く「35~40日未満」37%。新型コロナウイルス対応に伴って休みにくい状況が伺えます。
未取得の理由は?「業務に追われていた」73・3%でダントツ。2位も「職場体制」52・1%と突出して高い2項目から体制の不十分さが伺えます。「振替消化」も17・6%と一定の回答率で、先の当局回答から実効的な方策が望まれます。
 40代が前述の3項目と「自分から言い出しにくい雰囲気」で年代別の最高回答率でした。逆に「取得する必要を感じなかった」が最低の10%で、20代以下の4割に比べてかなり低い回答率でした。職場の中心的役割を担って、最も負担がかかっていることが伺えます。「評価に影響する」は項目別最低の2・4%でした。
 職位別では係長・補佐級が年代別の40代と同様の傾向でした。
 支部別では福祉衛生の「業務に追われていた」86%は圧倒的な高さ。取得日数と同様の傾向にあることが伺えます。