職場の声、要求をお寄せください!(10月11日付)
新型コロナウイルス感染拡大により、8月、9月と2回もの延期を余儀なくされた堺市職労第91回定期大会が13日、フェニーチェ堺小ホールにて開催されます。代議員の皆様はご参加をお願いします。
激動の情勢
大会が延期された約2カ月で情勢は大きく変化してきました。
8月の感染爆発、9月3日に菅前首相が突如退陣表明。8日には市民連合と4野党の総選挙に向けた共通政策が合意されました。また、ワクチン接種がすすむ中で感染拡大防止のため出されていた緊急事態宣言が30日に解除。10月4日には臨時国会が召集され、自民党の岸田文雄総裁が首相に選出されました。
岸田首相は経済分野で「新自由主義からの転換」「新しい資本主義の実現」を強調しています。これはこれまでの新自由主義的政策の破綻を無視できないことの表われですが、推進してきた安倍・菅政権を支えてきた立場やアベノミクスを評価していることとは大きく矛盾しています。
運動方針を提案
このような情勢の中で開催される定期大会では、組合員のくらしと仕事にかかわる基本的な要求・目標とその実現をめざす取組みを具体的に提案しています。(以下は抜粋。運動方針案を組合員に事前配付)
1 賃金・労働条件の改善と働きがいのある職場の確立
○賃金水準の確保と制度の改善
○人事評価結果の反映見直し
○定年延長による課題解決
○業務量に見合った人員確保
○時間外勤務上限規制の遵守
○育休者代替職員の採用拡充
○任意検診の希望者全員受診
○会計年度任用職員の賃金水準の改善と欠員解消
○定年延長にかかる再任用・会計年度OB職員の賃金引上げ
○社会福祉事業団の職場実態の改善
2 働くルールを遵守させ形成するたたかい
○労働のルールを遵守させる
○労働者派遣法の抜本改正
○最低賃金を全国一律1500円以上に
○勤務間インターバル制度など労働時間制限
○有給休暇の取得率引上げ
○週休日振替の選択制度
○公務員の労働基本権回復
3 地方自治を発展させ、公正な社会へ転換するたたかい
○医療、介護、福祉、保育、教育、公衆衛生の体制を抜本的に改善
○地方自治など基本原則が反映される立憲主義の徹底
○大阪のカジノ誘致を許さず自治都市・堺を発展
○堺のまちづくり政策・制度と自治体労働者の働きがいを考える
4 職場を基礎に、大きく強い堺市職労を確立するたたかい
○職場の課題を見える化し広げる
○新しい仲間を迎える取組み
くらしと仕事の実態を改善するため、職場・組合員の声、要求をお寄せください。
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第91回定期大会
日時 10月13日(水)
18時15分~20時
会場 フェニーチェ堺 小ホール