10月8日付
「五園さくらの会」は、堺市立第１・第２もず園、第１・第２つぼみ園の保護者会でつくられており、毎年、障がいを持つ子どもたちの通園施設の充実を求めて陳情署名に取り組んでいます。今年も「障がいを持つ子どもたちの児童発達支援センターの充実を求める陳情書」を提出するべく署名活動をすすめていますので、ぜひご協力ください。（署名用紙は組合事務所にあります）
陳情主旨
児童発達支援センターでは、通園部門における正規職員が減少し臨時職員が増加しています。障がいをもつ子どもたちにとっては継続性のある正規職員の配置こそが安定した療育環境に繋がります。
子どもたちの生きる力を育む上で必要なリハビリの保障、自立を支援していく上で大切な医療型児童発達支援センターにおける単独通園の充実など、よりよい療育環境実現のために、わたしたち保護者は正規職員の適正な配置を切望します。堺市は、長年療育に力を入れている政令指定都市として、予算縮減の運営を進めることなく現状の問題を見直し、適正な予算を捻出してください。
子どもたちが安全に過ごせるよう、引き続き、設備の充実をお願い申し上げます。また、今後も全ての園に於いて、公的責任のとれる堺市社会福祉事業団による安定した運営と、療育水準の維持及び一層の向上が図られることを切に願い、以下の内容を強く求めます。
陳情項目
１ 療育水準を低下させないよう、園児対保育士（児童指導員含む）の比は正規職員３：１を厳守してください。また、社会福祉事業団による運営を今後も継続して下さい。
２ 医療型児童発達支援センターに通う子どもたちの単独通園を一日でも増やせるよう職員体制を保障出来る予算を確保してください。
３ セラピストを増員し、園でリハビリを受ける回数を増やすこと、卒退園後も継続してリハビリが受けられるよう、予算を捻出してください。
４ 通園バスの長時間乗車や自宅から離れた乗降場所は園児の負担になるため、引き続き通園の負担軽減対策をお願いします。
５ 老朽化に伴い、つぼみ園で過ごしやすい環境を整えてもらえるように設備改善をお願いします。
