海岸から離れた山の中で…
4月27日 朝から小雨
75才の女性の大きい屋敷の中の整理作業
ユンボで一気に整理できるように、家の中の物を外へ運び出しました。海岸から10km以上離れた山の中なのに海水臭い畳を30枚ほど運び出し、床のヘドロに近い泥を掻き出し、使い物にならない家具を外に出す。冷蔵庫の中の腐った物を処理してから冷蔵庫を捨てる。雑巾がけをして、トイレ掃除して作業終了!大阪の4人と東京自治労連の方1人、計5人で行いました。
休憩の時、23年前に亡くなった旦那さんについて、遡上してきた鮭の密猟の話など楽しく聞かせて貰って大笑い…。
「わだしは長生きしたけど…こんな津波に遭うなんて…よかったんけなぁ…」
「あと25年100歳まで生きたらいいことあるよ」
「そだねぇ(今回の地震で)一度にたくさんの息子ができて…大阪に行ってみたいなぁ」
4月28日
朝7時に岩手自治労連高橋副委員長に大阪から10枚の檄布を渡しました。
今日も体感地震が3回ありました…。
朝から雨。避難所&仮設住宅と震災対策本部&簡易市役所&簡易銀行からなるプレハブ臨時官庁街周辺の駐車場整理と道案内をしました。ぬかるみの轍に入って動けなくなった車を押したり全国さまざまのナンバープレートの人から道聞かれたりして、少し大変でした。
お昼過ぎに堺市上下水道局の給水車を見て思わず駆け寄って挨拶に行ってしまいました。
破壊された陸前高田市役所とバス
(つづく)