4月20日付
現在子どもは6歳11か月。小学校に入学しました。
4月6日、いよいよ入学式の日。入学式のために学校に行くと、昇降口横にクラスが貼り出してありました。
子どもが通っていたこども園から、この小学校に通うのは子どもともう1人の子だけでしたが、残念ながら違うクラスになってしまいました。
子どもはいったんクラスで顔合わせして体育館に向かうため、昇降口で別れて親は体育館へ。体育館には保護者席が設けられ、厳粛な雰囲気です。いったいどんな顔で迎えたらよいのかとおろおろしながら座っていました。
ほどなくして、1年生が手をつないで入場。式は校長先生、PTA会長など歓迎のあいさつの後、2年生による歓迎の歌や出し物があるなど、盛りだくさんのうちに終了しました。その後、教室に戻り、教科書を確認して解散となりました。
子どもが通う小学校は僕も30年前に通った学校です。僕は、入学式前後は入院しており、しばらく経ってからの登校でした。登校初日、知り合いもおらず緊張した僕は、昇降口までは行ったものの泣いて帰った記憶があります。
子どももきっと緊張しているだろう、とにかく元気で、学校生活になじんでくれさえすればええなと思うのでした。
式に先立つ4月1日の日曜日、桜を背景にランドセル姿を撮影しようと思い立ち、妻と子どもを誘いました。ふと庭を見ると、いつの間に咲いたのか、紫のチューリップが花開いていました。チューリップに子どもを見守る自分の姿を重ね合わせた僕は、そのうちの一輪を切り、撮影会に持っていきました。
近所の遊歩道を歩き、散りはじめた桜の根元に妻と子どもにチューリップを持って立ってもらいました。カメラを構えると、切り方が悪かったのか、チューリップは花を閉じ、がっくりとうなだれていたのでした。