堺市職労(堺市職員労働組合)ブログ

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さかい未来づくりサロンvol.10を開催!「これからの時代のライフスタイルとエリアリノベーション」

10月14日付

9月29日に開催され、10回目となった「さかい未来づくりサロン」。

 今回も様々な業種・分野の方々が参加し、まちづくりについての思いを語り合い、つながりを深めることができました。

いま問われているもの

 少子高齢化が進み、成熟化した日本社会の中で、働くことと生きることの関係、人口増加を前提に構築された住宅やインフラ資本をどのように捉え、地域づくりを進めていくかが問われています。

 今回は、住宅設計のみならず、働く場やコミュニティづくり等の活動も幅広くされている3名の建築家をゲストスピーカーにお話をいただきました。

リノベーションとは

 木村吉成さん(木村松本建築設計事務所代表)は、住宅設計やそこでの暮らしぶりの事例の中で、仕事と住まいのつながりをつくる「職住一致のリノベーション」について、

白須寛規さん(design SU代表)は、オフィスをいろんな人がつどい、つながる場としたリノベーション建築でのコワーキングスペースの実践について、

西恭利さん(西紋一級建築士事務所代表)は、人がつながり「エリア全体で楽しく暮らす」泉北ニュータウンでのハード・ソフト一体型のエリアリノベーションの取り組みについて、それぞれ熱く語っていただきました。

 また、それぞれ、「なぜ建築家になったのか?」の問いに、まちづくりの役に立ちたいとの思いや、地域も自分も豊かになりたいといった夢が語られました。

公民の幅広い交流

 その後、グループに分かれてのディスカッションでは、ゲストスピーカーにも参加していただき、それぞれの活動に対する思いについて議論を深めました。

 参加者へのアンケートでも「どのような成り立ちで起業したのか、その根底にあるものが垣間見えた部分に共感した」「個々のつながりを空間でデザインすることを考えていますが、ヒントをいただくことができました」などの声が寄せられました。

 セミナー終了後の場所を替えた交流会でもさらに交流を深め、盛り上がる「さかい未来づくりサロン」は今回の開催で10回目となりましたが、これからも学びと交流を広げるための取り組みをすすめていきます。